昨日、頼まれ物のコスメを買いにゲランのカウンターに行くと、ゲランにしてはモダンなボトルのオードトワレInsolence(アンソレンス)という名前に惹かれてついテスターしてしまいました。
90年代初頭までこよなく愛していたシャルル・ジョルダンのl’insolent(ランソラン)を思い出したため。
うーん、こちらは液色がピンクですか。ヴェルサーチブライトクリスタル、ショパールピンクダイヤモンドの期待はずれが脳裏をよぎりましたが…。
…第一印象は、思いっきりヴァイオレット(すみれ)。
販売員さんによれば、アイリスとベリー系、特に赤いラズベリーをアクセントにしているそうですが、ベリー系の、ジュースみたいな甘さって苦手なんだなぁ。ゲランもこういうのを作るようになったか。
全体のイメージが“花々”し過ぎて、自分がつけるためとしては、ちょっと手が出ませんでした。
でも、ミニボトルででもプレゼントとして頂戴したら、結構“上がる”香り、それも品良く上がる感じの香りなので、まずまず嬉しいかも。
かなりなベテランらしきアドヴァイザーさんが、「新作です」とランスタン・ド・ゲラン(ゲランの瞬間)をテスターしてくれましたが、こちらはマグノリア主体ながらも、ムスクがかなり前面に出ていて、別な意味でトゥーマッチ。
香りって難しいですね。どちらも、似合うマダム、マドモワゼルが上手につけていたら、ゲラン製、香料の質は確かだし素直に「いい香り」なんだと思う。でも自分でつけるとなると二の足三の足、ってことが多い。
さて、マダムならぬセニョーラ修子さんはどんな香りをレギュラーにしているのだろうか『金色の翼』第58話。
やっぱり口がきける、どころか足腰もビンビン回復していた迫田(片岡弘貴さん)、兄・檀がすでに死んでおり、修子(国分佐智子さん)が被るであろう嫌疑を兄にかぶせるのは無理と知った槙(高杉瑞穂さん)に「俺と組まないか」と迫られ、爆弾発言が飛び出しました。
「あの女はセニョーラ(奥様)ではない」
「日ノ原氏が愛したセニョーラには、子供の頃火事で焼け出されたときの火傷の痕がある…おまえの知っているあの女は、どうだ?」
迫田が修子を抱こうとした場面(26話)のリアクションの描写では、火傷の痕は腿の相当深い、臀部に近いところにある(はず)らしいので、本物セニョーラのソコを知ってる迫田もどうやって知ったのよ?ってところも気になりますが、まあ、日ノ原氏から「うちのヤツはここらへんにこんな火傷が…」と聞いていた可能性もありますわね。だったら日ノ原ってのもたしなみのない野郎だ。
にしてもここへ来てまさに仰天発覚です。修子は世界一裕福な未亡人ではなく、その偽者だった?ウィリアム・アイリッシュ『暗闇へのワルツ』か?『死者との結婚』か?
修子から「ここから海に落ちて死んだと見せかけて逃げれば」と、度胸太いのにもほどがあるぞってな怖い提案をされたセツ(剣幸さん)の訣別ダンスシーンも楽しみな明日59話ですが、ここへ来て月河、このドラマ放送開始以来最大のピンチ。
明日午後、町内会の防災強化月間で電気系統が点検整備のためまるまる1時間停電になるのです。ちょうど放送時間がすっぽり入ってしまい、当然TVだけでなくビデオも作動不能で、録画できないのだ(焦)。
防災月間って。9月中にやらなきゃならないと決まってたなら、まだお話が緩かった上旬にやっといて欲しかったよ。
それか、誰も起きてない深夜とか。…真っ暗になるからダメか。あっそうか、だから照明消えてもいい昼間にやるのか。
こんなときワンセグ携帯で地デジ受信できればいいのでしょうけどねぇ。どうしよう。帰っても『金翼』が待っていない夜。いっそ昼、放送時間に外回りのふりしてネット局の本社ロビー行くかな(あるのかTV)。
明日が剣幸さんの出演最後だったりしたら泣いても泣き切れんな。