昨夜、(正確には今朝)2:00から続いていた当ブログの“大家さん”=ブログ人のメンテナンス工事、今朝10:00に終わる予定が途中でトラブル発生したようで、午後までログインできない状態が続いていましたが、どうやら復旧したようです。よかったよかった。
閲覧に来てくださるかたにはわからないことですが、管理画面の文字などはひとまわり大きく、鮮明になり見やすくなりました。
機能的にも若干の向上がなされたようなので、時間のあるときゆっくり試してみようと思います。
さて、今日が最後のOPバンボレオ。『金色の翼』第64話はえらいところでto be continuedになってしまいました。
修子から与えられた3発のあと、自分でこっそり装填した4発目を、修子(国分佐智子さん)にはめられたと気づいた玻留(倉貫匡弘さん)が、修子と止めに飛び込んできた槙(高杉瑞穂さん)に向かって発射。
玻留は修子との打ち合わせ通り槙に3発打ち込んだら、修子の知らない4発目は自分に使うつもりだったのか。「選んではならない愛の束縛から逃れるには、あなたか私、どちらかが消えるしか方法がない」「日ノ原も迫田も、やったのは私。あなたは無垢なまま、罪深い姉に殺されたかわいそうな弟として死んでほしい」と姉が向けた銃弾を、逃げようともせず静かな表情で受けました。
死ねば地獄だけれど、姉に見捨てられひとり生きるのも地獄。姉と一緒に地獄に落ちれば、今度は姉と弟でなく生まれ変わって来られるかも。玻留はそんな夢を見ていたのかもしれません。
「玻留を死なせたら、おまえも生きながら死ぬことになるのがなぜわからない?玻留を生かして、おまえも生きろ、俺がついてる」と槙の諌め方はこの世を前向きに生きたい善意の人にふさわしい、健康的な言葉ですが、あまりに健康的すぎて、姉弟が見てきた底知れぬ闇を救うにはいかにも迫力が足りない。
今日は客室でのこの深夜の修羅場をよそに厨房で酔い潰れる誠司(五代高之さん)、支配人夫婦と理生が留守でタガがゆるみすっかりファンキーになってる石野料理長(田中聡元さん)が笑えました。二人とも肝心なとき使えないのなんの。ね、だからセツさんに「俺が(檀殺害を)やったと自供することもできたのに」なんて、いいカッコしすぎだったのよ誠司パパ。
料理長はまた、ファンキーになってなくても銃声一発目で腰抜かしてただろうしな。
それに先立って、自分を島から遠ざけた修子の企みを察した槙が、なりふり構わず奥寺(黒田アーサーさん)に「今すぐ警察には内緒で島へ帰りたい、飛行機を出して下さい」と土下座する場面がちょっと良かった。
奥寺自身が社長解任されて丸裸となり、怪しいプライベートオフィス撤収中とは言え、金の力を鼻にかけた俗物の奥寺をあれほど軽蔑していた槙だったのに、結局、人間のプライドって、自分自身を満足させるためというより、自分の大切なもののためにあるものなんだと思う。
槙が姉弟の間に飛び込み割って入ったとき警察を連れてはいなかったから、奥寺は最終的には応じてくれたのかも。応じるところまで槙とのやりとりが描写されないのがまたいいんですけどね。そこまで奥寺を意気に感じる善人にすることはないし、「どうせ槙が駆けつけてくるのは、手遅れになる直前のいちばんキワキワな瞬間」と観てる方も承知なわけだし。
姉の銃弾を腹に受けた玻留が、最後の弾で狙ったのは槙か?修子か?
そもそも命中したのか?
続きは明日。収拾しなければならない項目が多くて、1話分におさまるのかちょっと心配ですが。