林檎乃「とほほ・・・。」ブログ

林檎乃麗の「とほほ・・・。」な日常を綴っています。 

成田-羽田リニア構想

2009-04-17 | 鉄道・旅行
成田空港と羽田空港をリニア鉄道で結ぶという構想を松沢神奈川県知事が打ち出し、
その調査結果を発表した。
それによると両空港間の距離は約80kmで、時速300kmで走れば所要時間が約15分になるという。
この移動時間であればふたつの空港が実質的に一つの空港として機能させることが可能である。
ただ、建設費は約1兆3000億円となるという。
成田-羽田リニア構想に関しては、千葉県知事の森田健作氏も選挙中のマニフェストで、
「成田と羽田の共存共栄を実現するため、 成田空港および周辺地域を徹底的に底上げします。
そのための具体的な手段として、
国際線(成田空港)と国内線(羽田空港)のアクセス向上をもたらす
リニアモーターカーの実現(建設試算額は約1.2兆円)を中長期的に推進します。」
「成田-羽田間を約10分間で結へるリニアモーターカーにより一体化を進め、
成田空港を世界に誇る国際ハブ空港に押し上げ、千葉県のみならず、
日本経済全体を底上げする活力を生み出します。」と書いている。
ただ、成田空港開港時には東京駅と成田空港を結ぶ成田新幹線構想があったが、
結局実現できずに最終的にはJR成田線と京成本線が新幹線建設で出来た空間に乗り入れるに終わった。
千葉県も財政状況は破綻寸前であり、このマニフェストも眉唾物だと思っていたが、
この1兆3千万円の建設費を何処が負担するのか、
きちんとした方針を打ち出さなければ、画に描いた餅で終わることは見えている。
国家戦略として成田空港を国際ハブ空港にさせるという強い意志を打ち出し、
国が中心となった事業体を設置して具体的な目標を打ち出し、
少なくても10年以内に開通させるといった具体的な方針を打ち出さなければ、
机上の空論になってしまうだろう。
両空港の国際的な価値を高めるためにも、
国家からの特別な予算をきちんと出す政治決断が必要である。

成田─羽田15分、神奈川知事がリニア構想(読売新聞) - goo ニュース
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時刻表1000号達成

2009-04-17 | 鉄道・旅行
JTB時刻表が発売から通算で1000号を迎えた。
時刻表は鉄道のダイヤが載っているもので、毎月発売されている。

今はネットで「駅から時刻表」という便利なサイトもあり、
殆ど時刻表を買うことはなくなったが、
ネットやパソコンがない時代は時刻表が唯一の鉄道の最新情報であった。
今でも旅行の途中で予定を変更する時は、
ノートパソコンを持ち歩かないおいらにとって、
駅の「みどりの窓口」に設置されている時刻表が頼りだ。
ネットの普及で紙媒体による情報が一掃されるのではないかと云われたが、
現実には紙媒体の情報は依然として残っているし、
使い勝手もネットにはない便利さがある。
上手く使い分けていくことが今後も必要だと思う。
青春18きっぷの時期にはポケット時刻表を一冊だけ持って旅をしている人もいる。
今後も時刻表は鉄道とは切っても切れない存在として、人々から愛され続けていくだろう。

「時刻表」1000号…世相映して84年(読売新聞) - goo ニュース
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