林檎乃「とほほ・・・。」ブログ

林檎乃麗の「とほほ・・・。」な日常を綴っています。 

ビール類2009年1-3月期のシェア

2009-04-21 | 経済
ビール酒造組合が発表したビール類の販売シェアで、
麒麟麦酒がアサヒビールを抑えて首位になった。
3位がサントリーで、サッポロビールが4位となっている。
全体的に販売量が減少している中で、
第三のビールといわれている新しいジャンルの販売好調が麒麟の首位返り咲きを支えたようだ。
第三のビールには、「その他の醸造酒(発泡性)①」と「リキュール(発泡性)①」の2種類がある。
「その他の醸造酒(発泡性)①」は本来ビールの原料である麦芽を使わず、
ホップと他の原料でビールに近い味覚を再現しているもので、
「リキュール(発泡性)①」は発泡酒とスピリッツのカクテルで、
味覚がビールに近くなるように工夫している。
いずれも酒税法との戦いの中で出てきた商品である。
日本のビールの税率は一般的な小売価格に対して約45%にも及び、
この税率に対して麦芽の使用率を下げて酒税を下げようとして登場したのが発泡酒である。
しかしこの発泡酒に対しても税率を上げてビールとの差別化が少なくなる中で、
ビールメーカーが試行錯誤してたどり着いたのが第三のビールと呼ばれる、
「その他の醸造酒(発泡性)①」と「リキュール(発泡性)①」である。
今回の調べでもビール、発泡酒が売り上げを落とす中で、
第三のビールの販売が好調なところが、シェアを上げているようである。

1―3月のビール系飲料出荷量は‐3.6%、キリンが2年ぶり首位(トムソンロイター) - goo ニュース
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