林檎乃「とほほ・・・。」ブログ

林檎乃麗の「とほほ・・・。」な日常を綴っています。 

愛と青春の旅立ち~九州縦断の旅9.

2015-02-18 | 鉄道・旅行
 9.三日目-寒風の鹿児島市電と阿久根の猫

今日は「九州満喫きっぷ」を使って旅をするが、
7:20a.m.にはホテルをチェックアウトできたため、30分くらい余裕が出来た。
そこで少し鹿児島中央駅前電停で車両取材してから高見馬場まで行き、
1系統に乗り換えて交通局前電停まで行く。
鹿児島市電では唯一谷山線の武之橋から交通局前までの1区間が未乗車だった。
そこで今日は肥薩おれんじ鉄道直通の快速列車に乗る前に、
この区間の乗り潰しと車両取材を決行した。
鹿児島市電の車両基地である鹿児島市交通局は、
交通局前電停から武之橋電停にかけて広がっている。
そのため前回は武之橋電停で下車して塀沿いに留置車両を取材していて、
そのまま交通局前電停まで行ってしまったのだ。
そこで今回は先に交通局前まで行き、逆戻りしながら武之橋電停まで歩いた。
風は冷たく、電車が来るのを待っていると吹き抜ける風が身体の芯まで凍らせるようである。
寒さの限界で鹿児島中央駅前電停まで戻り、
少し車両取材してからコインロッカーの荷物を取り出し、改札を通過する。
ホームで待っていると暫くして「快速オーシャンライナーさつま2号」が入線してくる。
肥薩おれんじ鉄道は八代から川内までの鹿児島本線が、
九州新幹線の開通により分離され、第三セクター鉄道となったものである。
利用者の利便性を考えて一部の列車は熊本、鹿児島中央まで直通する。
09:42に鹿児島中央を出発し、鹿児島本線を進みながら10:33に川内に到着する。
ここからが肥薩おれんじ鉄道の区間となり、乗務員が交替する。
隣のホームには「おれんじ食堂」充当の2両編成が停まっていた。
今回の旅の目的のひとつはこの「おれんじ食堂」の車両取材である。
そこで先行する「快速オーシャンライナーさつま2号」で阿久根まで行き、待ち伏せする。
この駅は水戸岡鋭治氏によって駅舎がリニューアルされており、
待合室も水戸岡さんらしく木のぬくもりが感じられるスペースとなっている。
駅に隣接して「あくねツーリングSTAYtion」があり、
寝台特急「なは」に充当されていた客車2両が簡易宿泊施設として利用されている。
駅舎やこの客車などを取材してから近くの「市場食堂ぶえんかん」まで行き、昼食を喰う。
オーダーはエビフライ定食(大)1,700円で、本当に大ぶりのエビフライだった。
戻っての「おれんじ食堂2号」の到着を待つ。
駅前には猫がいて辛抱強く呼んだら近寄ってきてくれた。



「おれんじ食堂」の到着時間までこの猫と戯れる。
駅務室の中にももう一匹猫がいて、
あとで駅員から訊いたのだけれど、彼等は阿久根駅で飼われているのだという。
12:19に快速「おれんじ食堂2号」が到着する。
肥薩おれんじ鉄道の「おれんじ食堂」は既存の気動車を改造した食堂車で、
旅行と豪華な食事がセットになっている臨時列車である。
基本的に土曜、日曜、祝日にしか運行されない。
また料理は沿線の駅で積み込みをするため、その分停車時間も長い。
利用客がホームに出てくつろげるようにするため、この駅もリニューアルされているのだ。
阿久根駅の停車時間は18分あり、車両取材するには充分すぎる時間である。



「おれんじ食堂」を見送って待合室でまったりし、13:04阿久根発の列車で八代に向かう。
乗車時間は1時間58分で肥薩おれんじ鉄道を完乗する。
15分の乗り換え時間で鹿児島本線熊本行きの列車に乗り込む。
815系が充当されていて、この列車で宇土まで行く。
ここで24分の乗り換え時間の間に駅取材し、16:15発の三角線に乗り、終点を目指す。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする