北陸新幹線金沢延伸に合わせて並行在来線が第三セクター化されたが、
今年4月に未乗車区間の乗り潰しに出掛けた。
28日土曜日は千葉駅始発の特急「あずさ3号」で南小谷まで行き、
大糸線を糸魚川まで行って日本海ひすいラインを直江津まで行き、
さらに時間的余裕があるため妙高はねうまラインを新井まで往復した。
糸魚川で1泊して翌日29日日曜日はホテルで朝食後チェックアウトし、
07:32始発の高岡行きで高岡まで行き、万葉線の電停取材する。
予定では城端線を往復して高岡まで戻り、ここで昼食を喰うことにしていた。
しかし城端線が大混雑だったために帰りにバスで戻ったため、
予定していたカレー店の開店前だったこともあり、
また11:04の金沢行きがあったため予定を変更して金沢まで行くことにした。
さらに金沢では事前に下調べをしていなかったため、
何処に店があるのかもよく分からず、
結局、北陸本線で西金沢まで行き、北陸鉄道石川線の未乗車区間を乗り潰した。
その終点が鶴来駅であり、昼はここにある「こいしや」に行くことにした。
実は北陸新幹線が金沢まで延伸した時、富山地方鉄道の乗り潰しを企画、
翌日には金沢に移動して北陸鉄道石川線を乗り潰すルことにした。
その時に昼食として調べておいたのが鶴来駅から約250mの「こいしや」である。
しかし企画してから3年たったため店名すら忘れてしまい、
鶴来に向かう電車の中でスマホで調べてこの店に辿り着いた。
田舎の店だったし、店までにほとんど人とすれ違うこともなかったので、
店もほとんど規約は以内だろうと鷹を括っていたのだが、
店の外にまで待ち客がいる大繁盛店だった。
店の中に入ってからも席が空くのを待ち、漸くカウンターに座ることが出来た。
メニュー表を見て驚いたのだが、全体的に価格が安い。
金沢うどんの店なのだがうどんの価格は320円で、基本はうどんである。
しかしラーメンの設定もあり、周りの客もラーメンを食べている人が多かった。
そこでオーダーはカレーラーメン530円をオーダーする。
普通のラーメンでも490円で安いと思ったのだが、カレーでも530円の安さである。
カレーラーメンはカレースープではなく、
普通のラーメンにカレーをかけているというスタイル。
カレーうどんの形式である。
そばやのカレーは美味しいと云われるが、当然うどん店のカレーも美味しい。
それをラーメンにかけても当然美味しい。
カレーは思ったよりも辛口でとろみが付いている分、麺との絡みもいい。
醤油ラーメンのスープとカレーが混ざった味も美味しかった。
この店が大繁盛している理由は価格の安さだけではなく、味も十分に関与している。