林檎乃「とほほ・・・。」ブログ

林檎乃麗の「とほほ・・・。」な日常を綴っています。 

「甲種回送2008」リフレッシュ休暇北海道一周の旅16.

2022-02-17 | 鉄道・旅行

 16.特急「スーパーおおぞら」とスープカレーな札幌

根室駅のkioskで駅弁「花咲かにめし」1,000円を購入して改札を待つ。
10分前くらいに根室駅の改札が開始され、直ぐに車両取材と駅取材する。
11:03始発の快速「はなさき」に乗り込んで釧路を目指す。
茶内に4分停車して、その時間に駅取材するが反対側から列車が来て踏切が閉まり、
踏切が開いてから慌ててホームに行ったらドアが閉められていた。
運転手に云ってドアを開けて中に入れて貰う。
快速「はなさき」は花咲線にある21駅のうち、
途中に停まるのは厚床、浜中、茶内、厚岸の4駅だけである。
各駅停車では2時間40分かかる花咲線を2時間2分で釧路まで行く。
途中、蝦夷鹿がいて、列車と併走して走り出した。
運転手が安全のためスピードを緩めると蝦夷鹿はさらに加速して、
列車の前を横切って藪の中に消えていった。
立派な角のあるたぶん雄の蝦夷鹿だった。
それ以外にも昨日1回、今日3回車窓から蝦夷鹿を見かけたが、
結局一度も写真を撮ることは出来なかった。
13:05に釧路に到着し、一端改札の外に出る。
ここでの乗り換えは20分で、売店で釧路名産の駅弁「いわしのほっかぶり」890円を購入する。
13:25釧路駅始発の「スーパーおおぞら10号」で札幌を目指す。
「スーパーおおぞら10号」にはキハ283系が充当されている。
キハ283系はJR北海道が開発した振り子式特急形気動車で、
気動車でありながら130km/hでの営業運転が行われている。
車内で根室駅で購入した「花咲かにめし」を喰う。
グリーン車のために発車してまもなくアテンダントがやってきて飲み物の注文を訊いてくる。
コーヒーをオーダーする。
昼食の花咲かにめしを喰ってからコーヒーでブレイクする。
この旅で6杯目のコーヒーである。
時速は130kmだが、それでも釧路から札幌までの距離は348.5kmあり、3時間52分の旅である。
釧路を出た時はまだ昼間だったが、どんどん日が傾いていき、
札幌に着く頃にはすっかり日が暮れていた。
さすがに4時間弱の車内だと、普通車で隣にも客がいると窮屈に感じる。
グリーン車用の「北海道フリーきっぷ」を購入して良かったと思う。
シートの座り心地は普通車とは比べものにならない。
さほどの苦もなく、3時間52分の旅を終え、17:17に札幌駅に到着する。
一昨日、「すずらん5号」から「スーパーカムイ27号」に乗り換えた時の8分間の滞在以来である。
これで北海道を鉄道で一周したことになる。
勿論、今のJR北海道の路線の中で可能な方法でという条件付きの一周ではあるが・・・。
札幌駅の改札を出てホテルルートイン札幌に行ってチェックインする。
事前に地図をプリントアウトして持参していたのだが、
それでも少し迷ってしまった。
2泊分で\12,825である。
部屋に行って少しゆっくりしてからカメラバッグだけを持って出掛ける。
テレビの天気予報で明日は雨になっていたので、
札幌駅の駅ビル内にある大丸で折りたたみ傘を探すが、良いものが見つからなかった。
そのあと夕食に、北海道と云ったらやはりスープカレーだろうということで、
札幌駅ビル「ステラプレイス」内の「カレー研究所」に行き、
豚の角煮とごろごろ野菜のスープカレー+サラダセット1,230円を喰う。
土鍋に入ったスープカレーとライス、それにサラダとドリンクで、
ドリンクはオレンジジュースをチョイス。
ここは北海道の地場の店ではなく、渋谷や新大阪にも店舗があるチェーン店のようである。
スープカレーはライスの上にかけて喰うべきなのか、
それともビーフシチューのようにおかずとしてライスを喰うべきなのかちょっと迷った。
満腹でこの店を出て、コンビニで北海道限定で期間限定のビール、
サッポロ・クラシックふらのVINTAGEを探すが、何処にも見つからなかった。
ホテルの部屋に戻り、釧路で購入した「いわしのほっかぶり」をつまみにビールを飲む。

2008/12/06 18:44

画像:JR釧路駅に停車中のキハ283系特急「スーパーおおぞら」 撮影時刻 2008/11/15 13:16:27

初出:++RAIL/れいの日記 2008年12月21日10:21

※転載:鉄道系SNS「++RAIL」/個人日記「れいの日記」

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