7.郡山の乗り換えと4つのEH500形
郡山の到着は07:55で新幹線改札口から中間改札を通過し、在来線構内に入る。
ここでの乗り換え時間は34分で、1番線磐越西線のホームに降りる。
既に08:29郡山発の快速「あいづ」、会津若松行が停車していた。
E721系0番台が充当されていて、2両編成を連結して4両となっていた。
郡山は6番の外側に多くの側線があり、タンク車が留置されている。
日本オイルターミナル郡山営業所が近くにあり、
その貨物列車用のタンク車が留置されているのだ。
貨物車があるということは機関車もあるということで、
乗り換え時間の間に機関車狙いで6番線に移動する。
側線にはキハ110系なども留置されていたが、
その反対側にはEH500-75が停車していた。
EH500形はJR貨物が1997年から製造している、
三電源方式の交直流電気機関車で、「ECO-POWER金太郎」の愛称がある。
2車体固定の8軸で、直流1,500V、交流20000V50Hz及び60Hzに対応している。
2013年までに82両が製造され、EF81形に変わって交直流機関車の主役となった。
ここで取材していると5番線をEH500-62が貨物列車を牽引して通過していった。
更に5番線、6番線の先にも停車していたが、柱が邪魔で撮れない。
そこで2番線、3番線、4番線ホームに移動する。
このホームは一部を切り欠いて水郡線専用のホームとしている。
ここで留置中でパンタグラフを下ろしているEH500-26を撮影する。
撮影中に再び番線を貨物列車が通過していった。
牽引機はEH500-58だった。
これらを十分に取材して、08:29発の快速「あいづ」に乗り込む。
乗車時間は1時間12分で、途中駅には留置中の「フルーティアふくしま」も見えた。
09:41に終点の会津若松に到着する。