JR東日本の路線のうちで唯一未乗車区間がある、
只見線の乗り潰しのため、2023年8月6日日曜日に出掛けた。
2011年7月30日に新潟、福島を襲った豪雨により、
只見川が氾濫して橋梁や路盤も流出する大災害となり、
その後、会津川口から只見の区間が長期間不通となってしまった。
福島県とJR東日本が話し合い、上下分離で、
2022年10月1日に全区間での運転が再開した。
これを乗り潰すために2023年8月6日日曜日に出掛けた。
郡山まで東北新幹線で移動して、磐越西線で会津若松まで行き、
臨時列車「只見線満喫号」で只見までの区間を乗り潰し、
只見から小出までは別の臨時列車で乗り潰した。
小出から上越線で越後湯沢まで移動し、ここから上越新幹線で帰京したが、
その乗り換え時間に夕食を喰う予定にしていた。
越後湯沢駅は2009年7月17日に1階コンコースを改修、
「CoCoLo湯沢・がんぎどおり」がオープンした。
ここはお土産店や飲食店が集まったもので、
ここの中にある飲食店に入店するつもりだった。
しかし事前に調べて予定していた店が閉店していて、
仕方なく同じ並びにある「越後十日町小嶋屋・越後湯沢店」に入店した。
「小嶋屋」は長岡でも入店した記憶がある。
この時はよく分からなかったが、家に帰って調べてみると、
1922年に初代小林重太郎氏が十日町市中屋敷に開業し、
現在は三代目が社長を引き継いでいる「小嶋屋総本店」があり、
それとは別に「越後十日町小嶋屋」と「越後長岡小嶋屋」があるようである。
「越後十日町小嶋屋」は昭和30年4月30日創業で、現在の代表者は小林均氏である。
「越後長岡小嶋屋」は初代の五男・小林信雄が昭和40年に開業した。
どちらも初代の息子が本家から独立する形で創業したようである。
今回訪問した“小嶋屋”は「越後十日町小嶋屋」で、
2020年9月20日日曜日に長岡駅で訪問したのは、
「越後長岡小嶋屋・CoCoLo長岡店」だった。
メニューの中でオススメのセットの中の天ぷらへきそば1,550円をオーダーした。
へきそばとは蕎麦粉を布海苔で繋いだそばのことで、
小嶋屋創業の小林重太郎氏が考案したもののようである。
へきそばはコシもあって喉ごしも良く、美味しかった。
天ぷらはえび天を中心に野菜天など数種類あり、
店員のオススメで「佐渡のみしお」という深海水から生成した塩で食べた。
最近は漸くそばの美味しさが分かるようになってきた。
※参考/小嶋屋総本店ホームページ https://kojimaya.co.jp/
※参考/越後十日町小嶋屋ホームページ https://hegisoba.co.jp/
※参考/越後長岡小嶋屋ホームページ https://www.nagaokakojimaya.com/