2022年9月18日日曜日から1泊2日で、
札幌の地下鉄と市電の乗り潰しに出掛けた。
1日目は空路で札幌に行き、
札幌市営地下鉄と札幌市電の未乗車区間の乗り潰し、
札幌市電の車両取材をして、
当日移動で白老で途中下車を挟んで函館まで来た。
函館に1泊して新函館北斗から新幹線で帰郷することにしていたが、
折角函館に来たので函館市電の車両取材、電停再取材を計画した。
しかしこの時に18日日曜から本降りの雨で、
2日目の9月19日月曜日敬老の日の朝も、
雨は降っていなかったものの曇天で何時降り出してもおかしくなかった。
そこで電停取材は断念して駅前で車両取材に専念した。
しかし昼近くになっても雨は降り出さなかったので、
もともと予定していた五稜郭タワー内にある、
「五島軒・函館カレーEXPRESS五稜郭タワー店」に行くことにして、
函館市電で五稜郭公園前まで行き、徒歩移動で五稜郭まで行った。
函館駅前から五稜郭公園前までは片道240円である。
五稜郭公園前電停から五稜郭タワーまでは片道約750mの距離である。
約10分で五稜郭タワーの前に到着した。
タワーに上るエレベーターには長蛇の列が出来ていたが、
目的は2階にある「五島軒・函館カレーEXPRESS五稜郭タワー店」である。
1階はお土産店になっており、中程の階段で2階に上って入店する。
ここはカレー専門店でメニューには幾つかのカレーメニューが載っていたが、
その中でも大きく表示されていたのが、
手仕込みポークカレー1,870円とエビフライカレー2,200円である。
今回は手仕込みポークカツカレー1,870円をオーダーした。
「五島軒・函館カレーEXPRESS五稜郭タワー店」は、
函館に明治12年に開業した老舗の洋食店の系列店で、
本店の「レストラン雪河亭」は格式高い店舗である。
同店のホームページには、
創業者の若山惣太郎と、旧幕府軍として
箱館戦争を戦った初代料理長・五島英吉が明治12年に創始。
二代目若山徳次郎が帝国ホテルでフレンチを学び、
洋食の礎をつくりました。
と書かれている。
函館の食を語るのには欠かせない店である。
そんな格式高い五島軒をカジュアルに愉しむことの出来る店として、
「五島軒・函館カレーEXPRESS五稜郭タワー店」は、
平成19年4月に開業した。
ここのカレーは「全メニューにワンドリンク(セルフ)付き」となっており、
ドリンクコーナーに行って自分で機械から注いでくる。
ビジネスホテルやファミレスのフリードリンクコーナーに良くあるタイプである。
今回はアイスコーヒーをチョイスした。
ここでスプーンや付け合わせなども選んで取ってくる。
スプーンは利き腕別になっていた。
基本的には左利きだが、お箸や鉛筆など、
幼少期に矯正されたものは右なので、
右利き用のスプーンをチョイスする。
座席でアイスコーヒーを飲みながら待っていると、
手仕込みポークカツカレーが提供された。
カレーは具が完全に煮込まれたもので、
カツも美味しく、上品なカレーを堪能した。
※参考/五島軒ホームページ https://gotoken1879.jp/