14.東急池上線久が原と千鳥町の駅取材
御嶽山で駅取材してから13:02で隣の久が原に行く。
東急久が原駅は相対式2面2線の地上ホームを有する池上線の駅である。
1番線は下り蒲田方面、2番線は上り五反田方面が使用する。
画像は五反田方面口で、上下線でホームが独立している。
1923年5月4日に池上から雪ヶ谷(現・雪が谷大塚)まで延伸時に同時に開業した。
開業時の駅名は「末広」だったが、
1928年4月13日に「東調布」に改称、
1936年1月1日に「久ヶ原」に改称、
そして1966年1月20日に「久が原」に改称された。
駅所在地は東京都大田区南久が原二丁目で、
“久が原”は森や林が古くからあるという意味。
この付近はもともと「馬込領久河原」と「六郷領久川原」という地名で、
「久ヶ原」となったのは江戸時代に入ってからであった
住所表示が「久が原」になったのは駅名改称より遅い1968年からである。
久が原から13:16で隣の千鳥町に行く。
東急千鳥町駅は相対式2面2線の地上ホームを有する池上線の駅である。
1番線は下り蒲田方面、2番線は上り五反田方面が使用する。
画像は五反田方面口で、上下線でホームが独立している。
開業は1926年8月6日で、「慶大グランド前」の名称で開業した。
この駅名は東京府荏原郡矢口村(現・大田区千鳥二丁目)付近にあった、
慶應義塾大学新田運動場のことで、最寄り駅として開業した。
慶大グランドには野球場も併設されていて、
東京六大学野球などが開催された場合のみ営業していた臨時駅だった。
開業時は現在地より池上よりに敷設されていたが、
1927年6月24日に現在地に移転して複線化された。
この当時は五反田方面口の駅舎のみ設置されていて、
蒲田方面構内踏切で結ばれていた。
しかしこのホームが曲線上あったため、安全上の問題もあり、
のちに跨線橋が設置された。
2002年11月30日に蒲田方面の駅舎が設置され、
方面別改札が採用されて跨線橋は撤去された。
1936年1月1日に「千鳥町」に改称された。