成田空港と羽田空港をリニア鉄道で結ぶという構想を松沢神奈川県知事が打ち出し、
その調査結果を発表した。
それによると両空港間の距離は約80kmで、時速300kmで走れば所要時間が約15分になるという。
この移動時間であればふたつの空港が実質的に一つの空港として機能させることが可能である。
ただ、建設費は約1兆3000億円となるという。
成田-羽田リニア構想に関しては、千葉県知事の森田健作氏も選挙中のマニフェストで、
「成田と羽田の共存共栄を実現するため、 成田空港および周辺地域を徹底的に底上げします。
そのための具体的な手段として、
国際線(成田空港)と国内線(羽田空港)のアクセス向上をもたらす
リニアモーターカーの実現(建設試算額は約1.2兆円)を中長期的に推進します。」
「成田-羽田間を約10分間で結へるリニアモーターカーにより一体化を進め、
成田空港を世界に誇る国際ハブ空港に押し上げ、千葉県のみならず、
日本経済全体を底上げする活力を生み出します。」と書いている。
ただ、成田空港開港時には東京駅と成田空港を結ぶ成田新幹線構想があったが、
結局実現できずに最終的にはJR成田線と京成本線が新幹線建設で出来た空間に乗り入れるに終わった。
千葉県も財政状況は破綻寸前であり、このマニフェストも眉唾物だと思っていたが、
この1兆3千万円の建設費を何処が負担するのか、
きちんとした方針を打ち出さなければ、画に描いた餅で終わることは見えている。
国家戦略として成田空港を国際ハブ空港にさせるという強い意志を打ち出し、
国が中心となった事業体を設置して具体的な目標を打ち出し、
少なくても10年以内に開通させるといった具体的な方針を打ち出さなければ、
机上の空論になってしまうだろう。
両空港の国際的な価値を高めるためにも、
国家からの特別な予算をきちんと出す政治決断が必要である。
成田─羽田15分、神奈川知事がリニア構想(読売新聞) - goo ニュース
その調査結果を発表した。
それによると両空港間の距離は約80kmで、時速300kmで走れば所要時間が約15分になるという。
この移動時間であればふたつの空港が実質的に一つの空港として機能させることが可能である。
ただ、建設費は約1兆3000億円となるという。
成田-羽田リニア構想に関しては、千葉県知事の森田健作氏も選挙中のマニフェストで、
「成田と羽田の共存共栄を実現するため、 成田空港および周辺地域を徹底的に底上げします。
そのための具体的な手段として、
国際線(成田空港)と国内線(羽田空港)のアクセス向上をもたらす
リニアモーターカーの実現(建設試算額は約1.2兆円)を中長期的に推進します。」
「成田-羽田間を約10分間で結へるリニアモーターカーにより一体化を進め、
成田空港を世界に誇る国際ハブ空港に押し上げ、千葉県のみならず、
日本経済全体を底上げする活力を生み出します。」と書いている。
ただ、成田空港開港時には東京駅と成田空港を結ぶ成田新幹線構想があったが、
結局実現できずに最終的にはJR成田線と京成本線が新幹線建設で出来た空間に乗り入れるに終わった。
千葉県も財政状況は破綻寸前であり、このマニフェストも眉唾物だと思っていたが、
この1兆3千万円の建設費を何処が負担するのか、
きちんとした方針を打ち出さなければ、画に描いた餅で終わることは見えている。
国家戦略として成田空港を国際ハブ空港にさせるという強い意志を打ち出し、
国が中心となった事業体を設置して具体的な目標を打ち出し、
少なくても10年以内に開通させるといった具体的な方針を打ち出さなければ、
机上の空論になってしまうだろう。
両空港の国際的な価値を高めるためにも、
国家からの特別な予算をきちんと出す政治決断が必要である。
成田─羽田15分、神奈川知事がリニア構想(読売新聞) - goo ニュース
どうして政治家というのは、箱物が好きなのでしょうか。
これは不動産ではないですが、同じようなものです。
ちなみに千葉県の現状は、
森田健作氏のマニフェストによると、
「地方債(実質県債残高)は過去最大の2兆3300億円」だそうで、
しかも「県にとっての預貯金にあたる『基金』<財政調整基金十減債基金>がゼロ」だそうです。
これは47都道府県の中で、千葉県だけだそうです。
ここまで分かっていて、何で金を使うことしか考えないのだろうか。
最悪のシナリオは、マニフェストだからと調査だけやって、
結局何も出来ないということ。
調査費用だけが県知事のメンツで無駄に使われて借金が上乗せになるだけ。
いい加減にして欲しいものです。