東京都港区にある青山葬儀所で営まれた、
俳優・大滝秀治さんのお別れ会の様子をテレビで拝見しました。
87歳。
1年前の86歳まで現役で舞台にたたれ、映画にも出演され、
まさに『いぶし銀』のような素晴らしい俳優さんでした。
劇団民藝の創設者である宇野重吉さんに、
「おまえの声は壊れたハーモニカのようだ。演劇には向かない」と酷評され、
一度裏役に転ずるも、
再度俳優としての挑戦をはたし、厳しい稽古を乗り切ってこられた方です。
後輩指導でも、
「私の体当たりの努力、厳しい稽古の日々を見て欲しい」と。
大滝さんのラスト映画「あなたへ」で共演された高倉健さんが、
大滝さんの台詞に感動して泣かれてしまった逸話もあり、
「あの芝居を間近で見て、あの芝居の相手でいられただけで、この映画に出て良かった」
「あの大滝さんのセリフの中に、監督の思いも、脚本家の思いも、全部が入ってるんですよね」と、
語っておられたのを思い出します。
朝日新聞の天声人語にも、
「テクニックというものには『たくらみ』が入っているんです」と仰った話や、
「芝居というものは、しみこむほど稽古をして、にじみ出せるようにする」
「哀と歓。古酒の味わいにも似た円熟は、しみこむような稽古の賜だったに違いない」
という文章がありました。
にじみでる味わい・・・大滝秀治さんの生き方そのものが人柄となり、
役者魂となり、あらゆるところににじみ出ているのですね。
生き様が役柄にオーラをもたらすのですね。
まさに『いぶし銀』のような素晴らしい役者さんでした。
一度しかないこの人生、
努力に努力を重ねて、
忍耐に忍耐を重ねて、
工夫に工夫を重ねて、
自分に厳しく生きていける人間になりたいものですね。
よく”メッキが剥げる”といいますが、
歳を重ねるにつれ、
”メッキ”のような人ではなく、
『いぶし銀』のような人になれるよう努力していきたいものです。
ーby事務長ー
とくおかレディースクリニック
俳優・大滝秀治さんのお別れ会の様子をテレビで拝見しました。
87歳。
1年前の86歳まで現役で舞台にたたれ、映画にも出演され、
まさに『いぶし銀』のような素晴らしい俳優さんでした。
劇団民藝の創設者である宇野重吉さんに、
「おまえの声は壊れたハーモニカのようだ。演劇には向かない」と酷評され、
一度裏役に転ずるも、
再度俳優としての挑戦をはたし、厳しい稽古を乗り切ってこられた方です。
後輩指導でも、
「私の体当たりの努力、厳しい稽古の日々を見て欲しい」と。
大滝さんのラスト映画「あなたへ」で共演された高倉健さんが、
大滝さんの台詞に感動して泣かれてしまった逸話もあり、
「あの芝居を間近で見て、あの芝居の相手でいられただけで、この映画に出て良かった」
「あの大滝さんのセリフの中に、監督の思いも、脚本家の思いも、全部が入ってるんですよね」と、
語っておられたのを思い出します。
朝日新聞の天声人語にも、
「テクニックというものには『たくらみ』が入っているんです」と仰った話や、
「芝居というものは、しみこむほど稽古をして、にじみ出せるようにする」
「哀と歓。古酒の味わいにも似た円熟は、しみこむような稽古の賜だったに違いない」
という文章がありました。
にじみでる味わい・・・大滝秀治さんの生き方そのものが人柄となり、
役者魂となり、あらゆるところににじみ出ているのですね。
生き様が役柄にオーラをもたらすのですね。
まさに『いぶし銀』のような素晴らしい役者さんでした。
一度しかないこの人生、
努力に努力を重ねて、
忍耐に忍耐を重ねて、
工夫に工夫を重ねて、
自分に厳しく生きていける人間になりたいものですね。
よく”メッキが剥げる”といいますが、
歳を重ねるにつれ、
”メッキ”のような人ではなく、
『いぶし銀』のような人になれるよう努力していきたいものです。
ーby事務長ー
とくおかレディースクリニック