「あなた」

一昨日だと思いますが、
「昭和４９年ヒットソング」が流れるテレビ番組を観ました。

観る事が出来たのは、ほんの後半だけだったのですが、
確か、
「昭和４９年ヒットソング第２位」が、”とのキン”（”たのキン”ではありません）。
私は、当時１０代前半でしたから、しっかり覚えておりますが、
不妊治療で頑張っておられる皆様は、”とのキン”って何ですか？？？状態でしょうか。
もしかしたら、”たのキン”も何ですか？？？かもしれません。

”殿様キングス”という４人組のグループです。

歌のタイトルは”なみだの操”・・・時代を感じます。
　　
　　　あなたの決してお邪魔はしないから
　　　おそばにおいて欲しいのよ
　　　お別れするより死にたいわ
　　　女だから

　　　～～～
　　　恨みはしませんこの恋を
　　　女だから

　　　～～～
　　　泣かずに待ちますいつまでも
　　　女だから　　　

という、ひたすら耐え忍ぶ女性の歌ですね。
現代の若い女性は、思いきり引く事でしょう。
１０代前半だった私が、意味も考えずに、１番も２番も歌えていたのですから、
当時、よくテレビで流れていたという事ですね。
あの頃は、本当に流行っておりました。

・・・時代は変わりました・・・。

本日、書きたかったのは、”とのキン”ではなく、
小坂明子さんの「あなた」です、この曲が昭和４９年の第１位でした。

暖かい陽だまりの菜の花畑の中で、髪の長い少女がピアノを奏でながら歌う、
そんなほんわかした可愛い印象で、とても大好きな歌でした。
歌詞の内容も、とても可愛らしくて、
声もまだほんわかとした少女らしい純粋で綺麗な声でして、
当時は、未来を夢見る可愛い少女の夢溢れる歌として捉えておりました。
一昨日、
今現在の小坂明子さんが、テレビ番組でピアノを弾きながら歌って下さいましたが、
音域もワントーン低く、バラード調＆シャンソンチックな「あなた」でした。
大人の女性が歌う渋く深い「あなた」です。

５０代になって聴いてみると、
過去を懐かしむような歌にも受け取られ、
過去を思い出している老後の私、
坊やは成長して巣立ってしまい、
そして「あなた」はもう天国の人、、、という捉え方も出来たりして、
同じ歌でも、聴く年齢が変わると、捉え方も様々になるのでしょうね。

今年は、風疹が大流行です。
これまでにない規模で増加しています。
飛沫感染で移りますから、
抗体のない方は、外出後の手洗いとうがいをしっかり行って下さいませ。

ーｂｙ事務長ー


とくおかレディースクリニック