10月の看護部・検査部便り その2
昨日の続きです。
本日は、流産について書かせて頂きます。
自然流産の頻度は15%ほどで、その理由の多くは胎児の染色体異常によるものです。
流産率は年齢が上がるとともに、増加します。
女性が年齢を重ねると、卵子も同じように年齢を重ねます。
その結果、卵子の質の低下や染色体異常卵子も多くなります。
これが原因で、年齢が高くなるとともに、流産率も増加するのです。
35歳で約20%、40歳で40%、42歳で50%に達します。
不妊治療を受けている方々は35~40歳が多く、
その方々の流産率は約1/3です。
1~2回の流産で、不育症の検査をお勧めしないのは、この数字があるからなのです。
妊娠成立、妊娠継続には女性の年齢(卵子の質)が深くかかわっている事がわかりますね。
流産をした時の悲しみや喪失感は、この数字だけで割り切れるものではありません。
原因は何かを追求したくもなりますし、
次もまた流産するのではないか…と次への一歩が踏み出せないこともあると思います。
しかし、
「2回流産した人が、何の検査や治療もしないで再度妊娠した成功率は80~90%、
3回流産した人が、何の検査も治療もしないで再度妊娠した成功率は50~60%」
というデータもあります。
まず、トライすることが大切であるとお分かり頂けると思います。
心で理解するには時間もかかります。
ただ、トライすることが全て悪い方向に進むのではない事を知って頂きたいと思います。
不妊や不育にはストレスが関係しているとも考えられます。
ストレスを解消しながら、治療に向きあって頂ければと思います。
また、何か気になることがございましたらスタッフまでお声かけ下さい。
とくおかLC看護部・検査部スタッフより
とくおかレディースクリニック
昨日の続きです。
本日は、流産について書かせて頂きます。
自然流産の頻度は15%ほどで、その理由の多くは胎児の染色体異常によるものです。
流産率は年齢が上がるとともに、増加します。
女性が年齢を重ねると、卵子も同じように年齢を重ねます。
その結果、卵子の質の低下や染色体異常卵子も多くなります。
これが原因で、年齢が高くなるとともに、流産率も増加するのです。
35歳で約20%、40歳で40%、42歳で50%に達します。
不妊治療を受けている方々は35~40歳が多く、
その方々の流産率は約1/3です。
1~2回の流産で、不育症の検査をお勧めしないのは、この数字があるからなのです。
妊娠成立、妊娠継続には女性の年齢(卵子の質)が深くかかわっている事がわかりますね。
流産をした時の悲しみや喪失感は、この数字だけで割り切れるものではありません。
原因は何かを追求したくもなりますし、
次もまた流産するのではないか…と次への一歩が踏み出せないこともあると思います。
しかし、
「2回流産した人が、何の検査や治療もしないで再度妊娠した成功率は80~90%、
3回流産した人が、何の検査も治療もしないで再度妊娠した成功率は50~60%」
というデータもあります。
まず、トライすることが大切であるとお分かり頂けると思います。
心で理解するには時間もかかります。
ただ、トライすることが全て悪い方向に進むのではない事を知って頂きたいと思います。
不妊や不育にはストレスが関係しているとも考えられます。
ストレスを解消しながら、治療に向きあって頂ければと思います。
また、何か気になることがございましたらスタッフまでお声かけ下さい。
とくおかLC看護部・検査部スタッフより
とくおかレディースクリニック