とくおかレディースクリニック~ブログ~

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どうか宜しくお付き合い下さい。

7月のラボ便り

2014年07月16日 | ラボ便り

7月のラボ便り


皆さん、こんにちは。

今月のラボ便りは、胚移植についてです。

受精卵(胚)を子宮内に注入することを、胚移植とよんでいます。

胚移植は、
超音波を見ながら子宮内に胚移植用の細いカテーテルを入れます。
カテーテルとは、柔らかい管(チューブ)で、
当院で使用している胚移植用のカテーテルは、外径が1mm、内径が0.5mmです。

このカテーテル内に胚と培養液を吸い込み、
カテーテルを子宮内に入れ、
子宮内で吐き出すことにより移植をします。

この時、
胚と共に子宮内に注入する培養液の量はわずか4マイクロリットルです。

4マイクロリットルと言われてもピンとこないかもしれません。
身近なもので例えると4マイクロリットルは"小さじ"の1250分の1になります。

このように胚移植で子宮の中に入る培養液はごくわずかなので、
移植後にすぐ立ち上がったからといって、
胚が培養液と共に外に流れ出すということはありません。

実際の胚移植を行う際は、

・直前の胚の様子
・胚を培養液と共にカテーテル内に吸引する様子
・カテーテルを子宮内に入れ胚を注入する様子
 (※胚自体は超音波には映らないので実際には培養液がカテーテルから出る様子です)

がご覧いただけます。


とくおかLCラボスタッフより


とくおかレディースクリニック


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