6月の看護部・検査部便り
皆さん、こんにちは。
本日は、胚移植後の診察についてお話致します。
『移植後の診察では何を見ているのですか』
と患者さんよりご質問を頂きました。
胚移植後の診察では、
①子宮内膜の厚さ
②ホルモンの値
をみて、
妊娠に適した環境が整えられているかを確認しています。
①子宮内膜の厚さ
着床には、ある程度の子宮内膜の厚さが必要です。
内膜が厚い状態を維持できているかどうかを診ています。
②ホルモンの値
妊娠に適した環境には、卵胞ホルモン(エストロゲン)と黄体ホルモン(プロゲステロン)が必要です。
2つのホルモンが過不足なく、良い状態を維持できているかどうかを診ます。
もし、ホルモンの値が高すぎたり低すぎたりする場合には、お薬やお注射で調整します。
移植後の診察では、
上記のように、受精卵の着床に適した環境が整えられているかどうかを診ています。
着床しているかどうかは、妊娠判定日に検査を行います。
ホルモン補充周期では、お薬の補充が重要です。
妊娠判定日までは、必ずお薬を使い続けて下さい。
何か気になることがございましたら、
いつでもスタッフに声をかけて下さいね。
写真は、先日とある機会があり頂いたお花です。
ブルーがとても涼しげで気に入っています。
これから梅雨も本格的となり、
じめじめした日々が続きますが、乗り切っていきましょう。
とくおかLC看護部・検査部スタッフより
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