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こんにちは!
暑さも落ち着いてきた今日この頃ですが、
皆様お変わりはございませんか?
季節の変わり目は、
体調を崩される方も多いですのでお気をつけ下さいね。
今回は、
流産を繰り返してしまう原因の一つ、
『抗リン脂質抗体』についてお話致します。
SLE(全身性ループルエリトマトーデス)など、
膠原病、リウマチと言われる病気の人は、
妊娠すると流産しやすいと言われています。
これらの病気は免疫のバランスが悪く、
一人でいくつもの自己抗体を持つことが多く、
自己免疫疾患と言われます。
抗リン脂質抗体はこの自己抗体の一つです。
SLEの患者さんを調査すると、
この抗リン脂質抗体を持つ患者さんは流産しやすく、
SLEでも抗リン脂質抗体を持たなければ流産しないことことが解明されました。
また、膠原病、リウマチ疾患を持たない人でも、
抗リン脂質抗体が陽性ならば流産することが分かってきました。
すなわち、
抗リン脂質抗体が流産の原因となってしまうのです。
これにより、
抗リン脂質抗体症候群という病名が確立しました。
抗リン脂質抗体を持つ人は、
全身に血栓が起きやすいことが知られています。
血液は流れていると容易には固まりませんが、
よどんでいると固まりやすくなります。つまり、
血栓は特に血流の遅い血管にできやすいでのす。
エコノミークラス症候群が有名であり、
震災の際に、車内で避難生活をしていた人々にも、
同様のことが生じたと報告されています。
普段は血栓が起きない程度の、
軽度の抗リン脂質抗体を持っている人でも、
胎盤血栓は生じる可能性があります。
妊娠により、血液凝固機能が亢進されるためです。
胎盤の中は胎児に酸素、栄養を与えるために、
血液はゆっくりと流れています。
ここに抗リン脂質抗体があると、
血液は固まり胎盤に血栓ができます。
すると、胎児へ送られる酸素・栄養が滞り、
流産につながってしまうのです。
抗リン脂質抗体以外にも、
血液が固まりやすい人は流産しやすいとされており、
その場合は血栓が出来ないよう、
血液をサラサラにするよう治療をしながら妊娠を臨んでいきます。
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