皆様、こんにちは。
ラボスタッフのHN:あかねです。
前回に引き続き、
今回も子宮頚がんについてお話します。
☆子宮頚がんの若年層増加について
近年、子宮頚がんにかかる方の若年齢化が進んでいます。
20代〜30代の子宮頚がん発症率は、
1990年には10万人辺り30.8人でしたが、
2010年には60.3人と約2倍になっています。
(神奈川県立がんセンターにおける、子宮頚がん患者の平均年齢は、
1980年の53歳から、
1990年は49.9歳、
2000年は46.6歳と、
10年ごとにほぼ3歳ずつ若返っているそうです。)
頚がんの若年化と増加傾向の背景には、
「初交年齢の低下」があるとみられています。
子宮頚がんの原因は、
性交渉で感染するヒトパピローマウイルス(HPV)のため、
性交開始が早いほどHPVに感染する時期も早くなり、
若年で発症しやすくなります。
HPVは、特定の症状を起こさずにうつることもあり、
極端にいえば、
性交渉がある全ての人に感染の危険性があるといえます。
性交経験のある女性の約80%が、
一生のうちに一度は感染すると言われているほどありふれたウイルスです。
HPVに罹患していても自然淘汰される場合がほとんどですが、
高リスクのウイルスのうち一部ががん化し、
子宮頚がんを発症します。
次回も続きを書かせて頂きますね。
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