とくおかレディースクリニック~ブログ~

日々、徒然なるままに、書き込んで参ります。
どうか宜しくお付き合い下さい。

子宝メッセージ 平成30年9月13日

2018年09月13日 | 不妊



当院の体外受精・顕微授精を乗り越えられた方々からの『子宝アンケート』を着順に掲載させて頂きます。


今現在、子宝ご希望で頑張っておられる皆様の励ましになれば幸いです。


Q1:不妊治療を続けていて辛かった事は何でしたか?
 
   ・子宮外妊娠、流産を経験したこと。
   ・仕事との両立。
   ・自然に赤ちゃんを授かることが難しく、科学の力を借りないといけないという現実を受け入れること。

Q2:辛さを乗り越える為に、どのように対処されましたか?
   
   ・治療の合間をぬって、夫と旅行に行く。
   ・何十年も続ける治療でなく、今しか出来ない治療だと自分に言い聞かせて続けた。
   ・辛い時はひたすら泣く。

Q3:子宝という結果を手にする為に、努力された事・工夫された事はありますか?

   特別な事は何もしませんでした。
   仕事との両立が本当に大変で、長時間勤務の中、お昼休みや夕方に会社を途中抜けし、
   駅からの往復を走って通院していましたので、それだけでいっぱいいっぱいでした。

Q4:不妊治療中での気分転換はどのようにされましたか?

   仕事を辞めずに続けた事が体力的には厳しかったですが、精神的には良かったと思っています。
   仕事をしている時は治療から離れられ、気分転換になりました。
   退職するか悩んでいた時、アドバイスをして下さった看護師さん、ありがとうございました。

Q5:とくおかレディースクリニックを選んで良かったと思われる点は何でしょうか?

   ・二人の子供(双子)を授かることが出来た事。
   ・良い意味で、事務的でテキパキしていて、現実をきちんと説明して下さるところ。
   ・患者への真摯な姿勢。

Q6:不妊治療を頑張っておられる方々に向けて、励ましのメッセージをお願い致します。

   精神的にも肉体的にも疲れる毎日で、先が見えない不安に押しつぶされそうになると思いますが、
   出来るだけ自分で自分を追い詰めずに、自分の納得のいくまで治療を続けていって欲しいです。
   治療に励む皆様がお子様を授かりますように。

Q7:お子様が授かった今現在のご様子をお知らせ頂けましたらお願い致します。

   双子はすくすく成長し、あっという間に10か月になりました。
   生後半年くらいまでの記憶がほとんどありません(笑)
   双子の育児は想像以上に大変ですが、我が子は更に想像以上に愛おしい存在です。
   どんなに寝不足でふらふらでも、二人同時に泣き叫ばれても、可愛くて仕方ありません。
   院長先生をはじめ、とくおかレディースクリニックの皆様、本当にありがとうございました。
   初めて心拍を確認できた日、涙を流しながら会社に行ったのを、今でも鮮明に覚えています。 
   これからも治療の日々を忘れることなく、子供達と一緒に親として成長していきたいです。  



                    
(いただいた原文、そのまま掲載しております)

励ましメッセージ、まことに有難うございました



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パワハラ(その2 ) あれば 大阪なおみ選手の頑張りもあり の・・・ 

2018年09月13日 | Weblog


メンター的役割をもって選手をサポートして下さる教えもあれば、
暴力がはたらいてしまう旧式の教えが続いている世界もある、、、。

特にスポーツの世界は厳しいですから、
スポコンドラマではないですが、根性!根性!!で頑張る伝統が続いています。

それはとても良い事だと思います。

が、やはり、暴力は廃止しないといけませんね。

私達が若い頃は、水など飲まずに練習をさせられる時代でもありました。
ですが、今は、当然、熱中症にならないように水分を定期的に摂らないといけませんし、
水分だけでなく塩分等も摂り入れなければいけません。
人間が弱くなったのではなく、科学的に考えて対処していく時代になったのでしょう。

日本国内では、
相撲部屋、日大アメフト部、レスリング界、ボクシング界、体操界でのパワハラ告発、
そして本日はウェイトリフティング界でもパワハラ問題が沸き起こりました。
東京オリンピックを前に膿を出しておきたいという思いなのでしょうが、
マスコミや国民を巻き込んでまでの大騒ぎは、もういいのでは、、、という思いになります。

日大アメフト部の宮川泰介君の場合は勇気を振り絞っての会見でした。
自分の行いそのものを解明する会見で、コーチや監督について文句を言う会見ではありませんでした。
彼の会見には清々しいものを感じて、応援したくなりました。
体操の宮川紗江選手の場合も勇気を振り絞っての会見でしたが、
コーチの暴力問題を解決してから、パワハラ問題にいくべきだったのではないかなぁと思いました。
暴力問題を後回しにして、パワハラをメインに追及させたように思います。
私が宮川紗江選手の親であったら、あの暴力は絶対に許されないものと認識します。
大きな男性が、指導の名目で、少女を力強く叩くなんてあってはなりません。
そこがあやふやなまま他者叩きになってしまったのは、何とも残念だなぁと感じました。
他者叩きされた塚原ご夫妻が不憫に感じました。
権力行使も定年制度を設けるなども考えられますが、
スポーツ界も伝統工芸の技の世界に通ずるものがありますので、、、。

外部の者があれこれ言う話ではないので、この辺にしておきますが、
今のこの時代、古い根性論や体罰による指導はしてはいけないのだと思います。

大阪なおみ選手のサーシャコーチや、



青山学院大学陸上競技部・長距離ブロックの原晋監督のように、



選手とのコミュニケーションを大切にしたフレンドリーな指導が必要とされるのでしょうね。

ですが、教える側だけの話ではなく、教えを受ける側の者も、
別の意味で心の教育をされないといけない時代でもありますね。

パワハラもありますが、逆パワハラというものもありますので、、、。


 
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パワハラ(その1 ) あれば 大阪なおみ選手の頑張りもあり の・・・ 

2018年09月13日 | Weblog


テニスの全米オープン(9月8日)において、
大坂なおみ選手(20歳)が、元世界ランク1位のセリーナ・ウィリアムズ選手(36歳)に勝ちました。
素晴らしい快挙です。

セリーナ選手は、元世界ランキング1位で、4大大会は歴代最多の23回の優勝を誇る超強者選手です。

大阪なおみ選手は、まだ20歳の若い子です。
大興奮して大喜びしても仕方がないところ、
彼女は静かに泣きながらたたずみ、
自分が憧れていたセリーナ選手を気遣う会見をされました。

「皆さんはセリーナを応援してたの知ってます。
 こんな風な終わり方でごめんなさい。
 試合を見て下さってありがとうございます。
 私と試合をしてくれて、ありがとう。」

いつもの可愛いかたこと日本語ではなく、勿論、得意な英語で流暢に話されましたが、
謙虚で優しい日本の心を感じました。

台風21号での甚大なる被害の後に、9月6日の北海道胆振東部地震が起こり、
北海道の大地震も想像を絶する被害が生じ、言葉にならない衝撃を受けました。
ブログで言葉を発するのも気が引ける思いでおります。
被害に遭われた皆様のお心と生活が落ち着かれる日がきますよう、心から願っております。

話は、大阪なおみ選手に戻ります。
今までの大阪なおみ選手は、
嬉しい時、悲しい時、悔しい時、落ち込んだ時の気持ちを無邪気に表現される印象でした。
特に、落ち込んだ様子は、体ごと椅子にはまっていくのではないかと思うほど、
椅子やタオルと一体化した落ち込み様が伝わってきた場面もありました。

それが、今回は、常に淡々と、そして忍耐強く頑張り抜かれました。
身体能力も勿論の事、メンタルが強くなった=メンタルコントロールが素晴らしいと感じました。
常に心が平坦であるという事が大切なのですね。

ご本人の努力もさることながら、
練習とメンタルコントロールを強化して下さったのは、
紛れもなくサーシャコーチのお力です。
言葉掛けがすごいです。

誰もが、自分にもこのようなメンターがいてくれたら良いのになぁと思うほど。
自分自身が、己自身のメンターになれたら一番素敵な事です!

これからのスポーツ界の見本になるコーチングですね。
見習って参りたいものです。


〜その2に続きますね〜
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