とくおかレディースクリニック~ブログ~

日々、徒然なるままに、書き込んで参ります。
どうか宜しくお付き合い下さい。

4月の診療部便り

2019年04月08日 | 看護部・検査部便り


4月の診療部便り


皆様、こんにちは。

4月となり、ずいぶん暖かくなってきましたね!

今回は、「不育症の定義」ついてお話したいと思います。

不育症とは、
妊娠はするけれども、流産、死産や新生児死亡などを繰り返して、
結果的に子供を持てない場合のことを言います。

では、何回流産を繰り返すと不育症と言えるのか?

実は、決まっていません。

しかし、一般的には2回連続した流産・死産があれば不育症を疑い、原因を探索します。
(1人目を分娩しても、2人目、3人目が続けて流産や死産になった時は不育症を疑い検査を行なう場合があります。)

ただ、2回連続した流産・死産があれば必ずしも不育症とは限りません。
流産には「不育症」と、
「赤ちゃん側の染色体異常」が原因で起こります。

流産は全妊娠の約15%の割合で起きますが、その80%は赤ちゃん側の染色体異常が原因です。

そして、女性が年を重ねる毎に流産率は高まります。

また、2回流産した人が何の検査も治療もしないで3回目の妊娠に望み、
再度妊娠した時の生児を得ている率は80~90%です。

2回流産した方の多くの方が赤ちゃん側が原因で流産し、「不育症」ではなかったと言えます。
そのため、2回流産を繰り返した時点では、
必ずしも「不育症」の検査や治療が必要とは限りません。

「不育症」の検査について気になる方はスタッフにご相談ください。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

子宝鍼・子宝リフレクソロジーをうけてのご感想

2019年04月08日 | Weblog


私は、主に、子宝リフレクソロジーを受けています。
診療の曜日が月曜日か水曜日にあたる時には、リフレの予約を入れるようにしています。
リフレを受けながら、子宝箱灸もしてもらえるので、
身体の血流が良くなるだけでなく、身体も温まって、とても気持ち良いです。
リラックスも出来ます。
紙岡先生が優しくて、心も癒されます。


(いただいた原文、そのまま掲載しております)

励ましメッセージ、まことに有難うございました

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

クリニック回顧録その3・・・退職問題

2019年04月08日 | Weblog


昨日のテレビ番組で「退職代行サービス」の放映を拝見しました。

以前から話題になっている新しいサービスですが、テレビ以外でも話題になっていますので、
こちら方面も回顧してみようと思います。

注)今となっては笑い話になる内容のみ回顧しています。

当院は「退職代行サービス」を使っての退職は許可しておりません。
ある時期から、
契約書に「クリニックに足を運んで、書面で退職届を提出すること」と取り決めました。

その発端は、随分前の話となります。

入職して3日ほどで来なくなった新卒さんがおられました。
欠勤の連絡もなく、その方が現れないまま、診療開始となりました。
皆、「〇〇さんはどうしたのだろう?」と心配しています。

診療開始後に、クリニックの問い合わせメールを開きましたら、
その方からのメールが入っていました。
「自分が思っていた仕事と違っていたので退職します。」
それだけ、、、。
健康保険やら厚生年金やら、加入の手続きなども済ませていましたので、
今度は、それらを脱退する手続きを取らなくてはなりません。
その手続きをするには、書面による退職届が必要となります。
本人の意思での退職ですから、その意思を署名押印で残さないといけません。

その旨のメールをしても返信は一切来ず、数回電話をかけても一切応じず、全て無視。
数日様子見しましたが、一方的なメールだけで事が済んだと思っているようです。

労働基準監督署は、
雇用者側が勝手に解雇したのか?本人の意思で退職したのか?をみます(何かあった時に)。

そこで、
「書面による退職届を送って頂かないと、3日分のお給料は出ません。書面でお願い致します。」
とメールしましたところ返信はないまま、すぐに郵送で、退職届を送って来られました。
ほぼ見学だけの3日間だったのに、、、。
勿論、お給料は振込みさせて頂きました、、、。

その方も、今はどこかで活躍されておられるでしょうか。
どこかで頑張っていて欲しいです。

退職を言い出した方は、何があっても退職していきます。
引き留めても無駄なのは、経験上よく分かっています。

大切なのは退職の仕方ですよね。

退職を考えたら、まずは相談です。
ご本人にとっても、組織にとっても、平和な時期を決めて、円満に退職する事が大切です。
なにより、かにより、当院を信じてお通い下さっている患者さんを裏切るような退職は良くありません。
またゼロから手取り足取り教えてくれている先輩や上司を裏切るような退職も良くありませんね。

次の出発を良いものとする為にも、勝手に逃げるような退職はいけません。

社会人ですから、退職する際には、まず上司に相談をし、お互いに良い時期を決めて、
まわりから祝福されるかたちで退職していきたいものです。

「立つ鳥跡を濁さず」の諺通りです。

「立つ鳥跡を濁さず」-立ち去る者は、見苦しくないよう綺麗に後始末をつけていく。引き際は美しくあるべきである。

今週はお天気にも恵まれて、お花見日和ですね。
皆様、良い週末をお過ごし下さい。


「クリニック回顧録その2・・・ホワイトボックス闇案件」
  こちらをクリックすると飛べます 

「クリニック回顧録その4・・・切手管理について」はこちらをクリックして下さい



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする