とくおかレディースクリニック~ブログ~

日々、徒然なるままに、書き込んで参ります。
どうか宜しくお付き合い下さい。

クリニック回顧録その4・・・切手管理について

2019年04月10日 | Weblog


スタッフの子が「事務長、切手10枚お願いします」と言ってきますと、
私が「切手10枚、はい、どうぞ!」とお渡しします。

事務長は、
郵便局員さんに憧れているのか?
大人になっても、郵便屋さんごっこをしたいのか?



そうではありません。

これも回顧、、、となりますが、
開業は、狭いクリニックからスタートしました。
「クリニック回顧録その1」でも書かせて頂きましたが、
看護師さん1名、受付さん1名、看護助手さん1名の3名スタートでした。

受付は、その受付さんと私でまわしていました。
午前は一人がレセコンをうって・もう一人がレジをうって、午後は役割り交代、、、。
ですので、私も受付デスクに座って、半日レセコン・半日レジという役割りをしていました。
日々のレジ〆は、スタッフが帰り、クリニックを施錠してから、私一人で行っておりました。
毎月のレセプト出しも、3~4年程は、たった一人で行っておりました。

当時の受付は、三人並ぶと狭いくらいのスペースで、
その狭い受付デスクに、レセコンとレジを並べて置いていました。

何せ患者さんが少ない毎日ですので、受付一人で大丈夫な時には、
私は、内診側にまわって、内診のお手伝いをしていた頃のお話です。

そこからスタッフが1人増え、2人増え、3人増え、、、
1畳あるかないかの狭いカルテ棚スペースに、ようやく小さな事務長机を置く事になりました。
そこが私の小さなスペースとなり、カルテ棚とコピー機と仲良くなる時代が訪れました、、、。

その頃は、当然、郵便物出し作業も郵便物回収作業も、私が一人でしていました。
クリニックから出す郵便物用の切手は、受付デスクの引き出しに入れていました。

まず、その引き出しに10枚入れました。
診療情報提供書のお返事を出そうと、その引き出しを開けたところ、切手が1枚もない、、、
あれ?おかしいな!
仕方ないので、またその引き出しに新たな切手を10枚入れました。
数日後に郵便物を出す為に、その引き出しを開けたところ、また切手が1枚もない、、、
あれ?これまたおかしいな!
クロネコヤマトの送り状の枚数は減ってないのに、なぜ切手ばかり無くなるの?
それらが、数回続いたので、ようやく私も学習しました。

切手は管理しないといけないのだ!と。
また、自分自身の管理能力を養わないといけないのだ!!とも。
(前半で何を言いたかったのか?管理能力がなかった自分を言いたかったのです

その当時、文通を趣味にしていたスタッフがいたのでしょうか?
今いるスタッフ達は、私の郵便屋さんごっこ開始後のメンバーです。

どこのどなたが切手を持っていってしまうのか?その当時の私は、怖くて探れませんでした。

今の私だったら、何も怖がらずに、徹底的に探っていく事でしょう
それはそれで、、、怖いお話です、、、

これも今となっては笑い話です

「クリニック回顧録その3・・・退職問題」
   こちらをクリックすると飛べます  






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新しいお札

2019年04月10日 | Weblog


本日は4月10日水曜日、
あと20日で平成時代に幕が下り、令和時代へと変わります。

そして、昨日、新しい紙幣が発表されました。

新1万円札は「日本の資本主義の父」と呼ばれる渋沢栄一さん。
それまで、渋沢栄一さんはどのような方だったのか詳しく存じませんでした。
ニュースで拝見し、調べてみたところ、凄いお方だったのですね。
尊敬しながら使っていきたいと思います。



新五千円札は、津田塾大学創始者の津田梅子さん。



新千円札は「近代日本医学の父」の北里柴三郎さん。



今現在の紙幣は、2004年から登場しており、
この次の新紙幣は、その20年後の2024年に全面刷新されるとの事です。



キャッシュレス、ポイントカードレスの時代になって参りますが、
新紙幣登場までに、
銀行さんのATMをはじめ、
紙幣やコインを入れる自動販売機などの機械を一新しなくてはならないのが、
何とも大変な作業になりそうですね。

2019年 平成時代から令和時代へ
2020年 東京オリンピック
2024年 新紙幣刷新
2025年 大阪万博博覧会

日本は休まる事なく動いていきますね。






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4月のラボ便り

2019年04月10日 | ラボ便り


4月のラボ便り


皆様、こんにちは。

満開の桜を堪能しましたね!
本格的な春の訪れを感じます。

今回のラボ便りでは、「異常受精」についてお話します。

受精は、体外受精・顕微授精を実施した後、
卵子側の前核(染色体が入っているもの)と精子側の前核が受精卵の中に確認できたかで判断します。
正常受精の場合、前核が2個確認出来ます。
その後、前核は融合して1個になり、やがて消えて見えなくなります。

前核が3個以上の場合、異常受精と判断します。
その場合、受精卵の染色体は異常であると考えられます。
起こる原因として、以下のことが考えられます。

*多精子受精
精子が2個以上卵子に入ってしまった場合、精子側の前核が2個以上出てきてしまいます。
これは、顕微授精では起こりません。

*受精時の異常
精子が卵子の中に入った際に、卵子側の染色体の数が上手く減らないと、
卵子由来の前核が複数個出てしまうことがあります。

*卵子の染色体異常
元々卵子の染色体の数が多いと、卵子由来の前核が2個以上出てきてしまうことがあります。


また、前核が1個の場合、正常受精と異常受精の両方が考えられます。
起こる原因として、以下のことが考えられます。

*正常受精だが、観察した瞬間に前核が1個しか確認出来なかった
2個の前核が丁度融合している瞬間に観察をすると、前核が1個に見えることがあります。
また、前核が出現する際には、卵子側・精子側で少し時間差があります。
先に一方の前核が出現しており、もう一方がまだ無い瞬間に観察した場合、前核が1個しか確認出来ません。

*前核が1個しか出現しなかった
精子側・卵子側どちらか一方の前核しか出現していない際は、
受精卵の染色体の数が異常であることが多いです。

何かご不明な点がございましたら、スタッフにご相談下さい。




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