耳にした良いお話、目にした良いお話を、
時々こちらにも書いております。
本日のお話しは、仏教のお話しから。
『無財の七施』
お釈迦様は、お金や物がなくても出来る7つの親切「無財の七施」を教えられました。
その中に、「身施」と「床座施」があります。
「身施(しんせ)」とは身体を使って周りの人に奉仕することです。
ちょっとした「思いやりの心」を持てば、
重い荷物を持ってあげたり、なくなった消耗品を用意したり、たまったゴミを捨てたり等、
雑務が自然に出来る人は、謙虚な人だ、苦労を厭わない人だと、
尊敬の念を抱かれるようにもなります。
「床座施(しょうざせ)」とは席を譲ること、譲り合いのことです。
意見が衝突した時、争いとなった時、無理に我を通そうと争うよりも、
ぐっと耐えて相手に譲れる時とは、本当の強さを持った人なのです。
せっかくですので、
次回は、「無財の七施」について書かせて頂きますね。