とくおかレディースクリニック~ブログ~

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11月の看護部・検査部便り その2

2013年11月06日 | 看護部・検査部便り
11月の看護部・検査部便り


昨日の「インフルエンザ」につきましての続きを書かせて頂きます。

本日は、インフルエンザに関して皆さんから多く受けるご質問や、
接種後の注意点についてご紹介いたします。


Q.不妊治療中ですが、予防接種はしてもいいですか?

A.もちろん、接種して大丈夫です。
  採卵手術を控えている方、胚移植を控えている方や実施後の方、
  妊娠中の方、どなたでも接種できます。
  治療への悪影響はありません。


Q.まだ周りにインフルエンザに罹っている人はいませんが、今から受けたほうがいいですか?

A.一日でも早く受けましょう。
  ワクチン接種による効果の持続期間は接種後、2週間からおおよそ5ヶ月間です。
  感染のピークを迎える前にワクチン接種を受けることが大切です。


Q.一回の接種でいいですか? 

A.成人の接種であれば、1回で良いとされています。
  ただし、2回接種することで予防効果はより高くなります。
  1回の接種で十分に効果が現れ、免疫抗体が作られる確率が64%、2回だと94%であるとされています。
  (ご希望により2回目の接種も可能です)


Q.予防接種をした後、接種部位が赤く腫れたのですが大丈夫ですか? 

A.大丈夫です。全く心配ありません。
  インフルエンザワクチン接種後のよくある症状です。
  免疫抗体が作られることによって、そのような症状が出現することがあります。
  そのままそっとしておいてください。4、5日で消失します。


Q.注射したところは揉んだほうがいいですか? 

A.揉まないでください。
  接種当日は注射した部位には触れてはなりません。


Q.予防接種後、どのように過ごせばいいですか? 

A.基本的には普段どうりの生活をしていただいて構いません。
  ただ、当日は激しい運動や大量の飲酒、高温の湯に長時間浸かることなどは避けてください。
  血流が増すことで、ワクチンの効果が亢進してしまったり、十分に効果を得られないこともあります。


Q.予防接種後に熱がでた場合はどうしたらいいですか?

A.38,0度以上の高熱やけいれん等の異常が出現した場合は速やかに医療機関を受診して下さい。
  ただし、副反応の発熱や頭痛が出現する方も稀にいらっしゃいます。
  通常、数日で軽快しますので多くは心配ありません。

皆様、しっかり予防して、この冬を乗り切りましょう!!


とくおかLC看護部・検査部スタッフより


とくおかレディースクリニック




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