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暖かな春の陽気と共に、新年度がスタートしました。
今回は『卵子凍結』についてお話し致します。
卵子凍結とは、卵巣から採った卵子を凍結保存することを言います。
「医学的適応」と「社会的適応」があります。
悪性腫瘍や白血病等で抗がん剤治療や放射線療法を受ける若年女性患者に対し、
治療前に卵子や卵巣を凍結保存しておくことで、
治療後の生殖能力を維持するために行うケースを「医学的適応」、
健康な女性が将来的に子供を希望するものの、
仕事等で多忙の為すぐに妊娠が難しい場合や、
現時点でパートナーがいない場合に、
妊孕性の維持のために行うケースを「社会的適応」、
と言います。
去年から、東京都に住む18歳から39歳までの女性に対し、
『社会的適応』での卵子凍結に助成金が出るようになりました。
「卵子凍結の助成金」につきましては、総務部便りをご覧ください。
次回は、ラボ便りのその2を書かせて頂きますね。