10月の看護部・検査部便り
日に日に涼しくなって参りました。
お身体にお気を付けて下さいね。
今回は「着床」についてお話しします。
卵子の中で、精子の核と卵子の核が融合して受精が完了となります。
【受精についてのお話は”7月の看護部・検査部便り”をご参考にされて下さい】
その後、受精卵は細胞分裂を繰り返し発育しながら卵管を通り、子宮に到達します。
こうした受精卵の動きに合わせるように、
子宮の内膜は、卵巣からのホルモンの働きにより厚くなっていきます。
受精卵が細胞分裂を繰り返しながら子宮にたどり着くと、
受け入れ態勢を整えていた子宮内膜に取り付きます。
受精卵は、徐々に潜り込んで根を下ろし、内膜としっかり結びつきます。
これが「着床」で、排卵から7~11日後に「着床」が完了します。
体外受精や顕微授精をされている方から、
「いい胚を戻しても妊娠しないのは、子宮に問題があるからでしょうか?」
とご質問を受けることがあります。
子宮筋腫や子宮内膜ポリープなどがある場合、
「着床」に障害があると判断されることもあります。
ただ、移植後の胚がどうなったのかを確認することは出来ません。
どこまで成長したのかを正確に調べる事が出来ないことから、
すぐに子宮筋腫や子宮内膜ポリープなどによる着床障害と判断は出来ません。
勉強会でもお話ししていることですが、
「良い胚」とは、胚の見た目で判断しているものです。
見た目が良くても、エラーを持っていることがあります。
問題なければ、着床し妊娠が成立しますが、
何かしらのエラーがあれば、
妊娠が成立しないことや流産することもあります。
年齢と共にエラーが多くなります。
着床障害ではなく、胚の問題で妊娠が成立されないことがあり、
それは年齢とともにその確率が高くなります。
卵子の話については、もっと詳しく「体外受精勉強会」にてお話しています。
ご予約に関しましては、受付にてご確認ください。
予約はお電話でも受け付けておりますので、早めにお声かけください。
ご夫婦での参加をお勧めしております。
もちろん日々の外来でも気になることがあれば、スタッフにお声かけください。
1つ1つ問題を解決して、妊娠を目指していきましょう。
とくおかLC看護部・検査部スタッフより
とくおかレディースクリニック
日に日に涼しくなって参りました。
お身体にお気を付けて下さいね。
今回は「着床」についてお話しします。
卵子の中で、精子の核と卵子の核が融合して受精が完了となります。
【受精についてのお話は”7月の看護部・検査部便り”をご参考にされて下さい】
その後、受精卵は細胞分裂を繰り返し発育しながら卵管を通り、子宮に到達します。
こうした受精卵の動きに合わせるように、
子宮の内膜は、卵巣からのホルモンの働きにより厚くなっていきます。
受精卵が細胞分裂を繰り返しながら子宮にたどり着くと、
受け入れ態勢を整えていた子宮内膜に取り付きます。
受精卵は、徐々に潜り込んで根を下ろし、内膜としっかり結びつきます。
これが「着床」で、排卵から7~11日後に「着床」が完了します。
体外受精や顕微授精をされている方から、
「いい胚を戻しても妊娠しないのは、子宮に問題があるからでしょうか?」
とご質問を受けることがあります。
子宮筋腫や子宮内膜ポリープなどがある場合、
「着床」に障害があると判断されることもあります。
ただ、移植後の胚がどうなったのかを確認することは出来ません。
どこまで成長したのかを正確に調べる事が出来ないことから、
すぐに子宮筋腫や子宮内膜ポリープなどによる着床障害と判断は出来ません。
勉強会でもお話ししていることですが、
「良い胚」とは、胚の見た目で判断しているものです。
見た目が良くても、エラーを持っていることがあります。
問題なければ、着床し妊娠が成立しますが、
何かしらのエラーがあれば、
妊娠が成立しないことや流産することもあります。
年齢と共にエラーが多くなります。
着床障害ではなく、胚の問題で妊娠が成立されないことがあり、
それは年齢とともにその確率が高くなります。
卵子の話については、もっと詳しく「体外受精勉強会」にてお話しています。
ご予約に関しましては、受付にてご確認ください。
予約はお電話でも受け付けておりますので、早めにお声かけください。
ご夫婦での参加をお勧めしております。
もちろん日々の外来でも気になることがあれば、スタッフにお声かけください。
1つ1つ問題を解決して、妊娠を目指していきましょう。
とくおかLC看護部・検査部スタッフより
とくおかレディースクリニック