須玉日記

母と子、たまに父による写真日記。

火星が最接近

2014-04-14 06:01:42 | 太陽・月・星
2014年4月14日 <父>

火星は2年2か月ごとに地球に近づき、今日が最接近の日です。
晴れれば、満月前の月のすぐそばに見えます。

火星の接近は程度によって大中小に分けられ、今回は中接近になります。
2003年8月の記録的な大接近に比べ、あまり注目されていません。
最近、<父>は「あの赤い明るい星は何ですか」とよく質問されます。

最接近といってもすぐに暗くなるわけではありません。当分は宵の東の空
に輝いています。ぜひ火星を眺めてください。

さて、今日は10日前に対角線魚眼レンズで撮影した星空です。
この写真はカメラを北寄りに向けて、昇ってきた火星を写しています。
北斗七星から春の大曲線に沿ってたどり、右端の明るい星が火星です。
季節感を出すために桜にライトをあてましたが、まだ開花したばかり
だったのが残念です。





南寄りにカメラを向けます。右端は月。月の左上は木星。火星は左端です。
火星と木星の明るさを比較するのもいいですね。他の星と違って、木星や
火星は瞬かない(またたかない)ことも確認しましょう。
中央上にしし座、月のそばには冬の大三角も写っています。



11年前の大接近の時、ニコンクールピクス995に円周魚眼レンズを
つけて撮影。あまりにも星の写りが悪く、高感度フィルムで撮れば良かったと
悔やんだのを思いだしました。
今はデジカメで簡単に星空が写せるようになりました。技術の進歩は
すごいですね。ペンタ67の出番がますます減ってきました。



コメント (4)
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