須玉日記

母と子、たまに父による写真日記。

さよならピアノ ありがとう

2014-06-17 10:25:14 | in the room
2014年6月17日 <母>

親戚から貰い受けたこのピアノ、いつだったか正確には
憶えていないけれど、多分長男が小学校3年位だったか。

それから高校卒業までレッスンを受け、その後しばらくして
高校生になった<子>がピアノ習いたいと言いだした。
長男の時と同じ先生だったけど、<子>の時は我が家に
来ていただいてのレッスンだった。

今は二人とも家を出て、それぞれ、お嫁さんのピアノがあったり
電子ピアノを買ったりでこのピアノは殆ど弾かれなくなった。

今、海外での需要が多いとの事で中古のピアノが注目されている。
思い切って手放すことにした。

業者さんに電話して数日後に査定に来て、良ければその日に
運び出すとの事。
今まで躊躇したいた割りには決心後の展開が早く、その当日
あわてて写真を撮った。

玄関にスペースがあったのでそこに置いて、練習もここでしていた。






業者さんがチェックのために開けたのを初めて見た。
ピアノってすごい楽器だなーと改めて感動。






母の思い出の書と子供たちの思い出のピアノ。






夕飯の支度をする時もピアノの音が聞こえていた。
上手でなくても家にピアノの音がするってすてきだな
と、思いながら聞いていたあの頃。






この日偶然にも長男が来ていて、最後にポロポロットっと
弾いてくれた。
それが本当に良かったと思った。


photo by chichi




玄関のドアーから出す時、自分でも意外だったけど胸に
こみあげる物があった。
さよならピアノ ありがとう!


photo by chichi


コメント (2)
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