「冬」をテーマに名都美術館さんのコレクション作品が展示されています。
伊藤深水を中心とした華やかな美人画作品が並ぶのなかに
横山大観の富士、川合玉堂の雪景があり、新春を待つ展覧会にふさわしい
豪華な内容です。
2階の特別展示では 堀文子 -生命の輝きを求めて-が開催されています。
今、堀文子さんの作品はとても人気がありますね。
90歳を超えられ、好奇心旺盛に、けれどとても真摯に対象をとらえようとする
画家の姿勢が作品に感じられるからだと思います。
展示数はそれほど多いということはありませんが、デッサンなどもあり
より身近に堀先生の作品を鑑賞できる機会でした。
伺ったのは日曜日でしたが、来館者が少なく、ゆっくりと自分のペースで館内を歩くことができました。
両展示とも12月23日の祝日まで、
来年1月18日からは
上村松園の魅力-本画と下絵を一堂に-
が始まります。