つれづれ

名古屋市内の画廊・佐橋美術店のブログ

茶碗の中の宇宙 東京国立近代美術館さんへ

2017年04月12日 | おススメの展覧会、美術館訪問

先週末に父の法要がありましたので、上京するついでに竹橋から国立近代美術館さんに伺がい

茶碗の中の宇宙 -楽家一子相伝の芸術ー  を拝見しました。

今までに見たことのある作品も多くありましたが、やはり楽家の作品が代々ずらっと並ぶと

それぞれの違いがよくわかります。今回は5代と当代15代の作品の個性を再発見!

また初代の重みをしっかりと感じ、長次郎の作品の美しさを堪能できました。

 

近代美術館といえば、楽しみなのは常設展です。

 

今回は長谷川利行のコーナーがありました。

また川崎小虎の屏風や須田国太郎の作品に感動いたしました。

 

 

折角ここまで来たのだから九段の器やさんまで~と足を延ばしたのはよかったのですが

千鳥ヶ淵の桜見物、武道館での大学の入学式に見事にぶつかり、すごい人混み。

桜の写真もあまり撮れませんでした。

 

やっとたどり着いた、くらしのうつわ花田さんでは、珍しく汗びっしょりになっていました。

それでも、買うものは買うのだと決め、いくつか普段使いのお茶碗を求め、名古屋に送っていただきました。

春らしく華やかな器を買おうと思いましたが、やはり染付が好きな私です。

シンプルなものになりました。

次回、また旅先でお茶碗を探してみようと思います。

 

今、上野の博物館 平成館さんでは 「茶の湯」展が開かれています。

こちらはまたまた名器がそろっています。私もまた伺おうと思っていますが

お近くにいらっしゃる機会があればぜひご覧になってください。

 

 

 

 

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