先先回の古賀春江の記事にコメントが寄せられ📝
「大変!古賀春江に素敵なコメントを頂いたよ。なんてお返事しようかしら?読者Mってどなたかしら?」
と朝、私が騒いでいると
「僕だよ〜ん」と佐橋。。
気分だだ下がり
⬇️⬇️⬇️
「だってコメントでもなんでもいいから書けって言ったじゃない?」
、、、
というわけで、今回のコメントにはお返事致しませんが、読者M以外のみなさまからのコメント📝はお待ちしております。
週に一度ヨガのレッスンに出かけています。
先日の瞑想の時間に先生が「山はただあり、花もただ咲いています。自分の人生に意味を求めれば苦しくなります」とおっしゃられた時、ふとこの梅原の絵が頭をよぎりました。雑念といえば雑念ですが、瞑想中に頭をよぎる絵はただそれだけで一流のような気がいたします。
「ただ山がそこに有り、ただ花がそこに咲いている。」絵の中に。
梅原の作品を賞するに最も適した表現であると思います。
眼の前の風景に感動した心を、キャンバスに描く。
その絵は、決して邪推を寄せ付けず、純粋な感動のみを表す。
梅原龍三郎が晩年に差し掛かる時代、1971年の制作。
鑑定書には「ホノルル」とありましたので、ホノルル市内ワイキキビーチを想像しましたが、
観ているとどうも違和感があります。
↑ワイキキビーチ
もしかしたら同じオアフ島の
↑マカプウビーチ ではないかと思いながら、また作品を見続けています。
マカプウビーチはオアフ島の東の端、マカプウ岬の西側にある景観の素晴らしいビーチです。ビーチの左前方にはラビットアイランド(マナナ島)とタートルアイランド(カオヒカイプ島)が並び、右側の岬の先端にはマカプウ灯台が見えます。ビーチの背後が崖になっているので、緑と茶色の壁に囲まれているような印象でフォトジェニックなビーチです。
この時代の梅原の旅行先など足取りも少し調べてみようと思っています。
梅原の作品は、毎日少しづつ「見えてくる」のが魅力です。
見えてくる速度と、調べていく速度をうまく合わせていきながら、
また皆さまにもこの梅原作品のその後をお伝えしようと存じます。
※ 梅原龍三郎 「ホノルル」
紙・鉛筆 ・ガッシュ
34・7×26・2㎝
東京美術倶楽部鑑定書有