珍しく佐橋が観山を見たい!と言ってくれましたので、お軸を自宅に持って帰りました。
忘れていました。。このお軸は長くて自宅のお床には掛からないのでした。
スルスルっと伸ばして、あら?となって、他の壁を探して、全て天井の高さは同じだろうということになって、「そうだ、この作品は店のギャラリーの部分にしか飾れなかったのだ」を思い出しました。
以前にも大きさを測ってこの作品は自宅には飾れないとわかっていたのでした。
わかっていたので、自宅には持って帰ったことはありませんでした。
記憶が衰えているばかりではないかもしれないよ。。ふと自分たちに救いの手を差し伸べてみました。
これだ!と思うと若い頃に比べて我慢できなくなってしまう。
これだ!と思うと、すぐ実行に移したくなってその他の事をシャットダウンしてしまう。
そういうこともあるのでないか?と考えてみました。屁理屈かな?
残念ながら「チラ見」になってしまいましたが、やはり観山は素晴らしい。
何か「格」が違うのです。
絵というものの懐の深さが温かく私を包んでくれています。
チラ見でも、自宅で見られて良かったとおもいます。
そしてこの荷姿を見るだけで、なんだかドキドキ💓安心をいたします。