つれづれ

名古屋市内の画廊・佐橋美術店のブログ

朝5時に

2024年11月28日 | 佐橋美術店よりのお知らせ
昨日朝早く目が覚めたので当ブログのいつもの営業日時やご予約のカレンダーの記事を更新させていただきました。

朝の5時台でした。

私は起きる時間が早めなので、ブログ公開に合わせて携帯などに通知の設定をなさってくださっている方はご注意を!と以前お願いしたことがあったので、早朝であることを気にせず更新させていただいたのですが、、

公開直後にアクセス状態を見させていただくとなんと10数人の方がその記事をご覧になってくださっているのがわかりました。

私にとってはなんともありがたく、嬉しいこと。

けれど、皆様を起こしてしまったのではないか?と心配になりました。

また、同士?年齢を重ねて「より!」 早起きになられた皆様との連帯感をも心のどこかで感じてしまう自分が少し恥ずかしくもなりました。

このところ頑張って少し遠出をして美術館さんに一人伺っていたりしたのは、
佐橋との最後のお別れの儀式を控えてのことでした。

といっても、いかにも現代を感じさせるお別れの儀式のことなのですが、一年半そのままにしていた佐橋の携帯電話の通話契約を解除させていただいたのです。

毎日携帯電話を二台持ち歩くのも重たくなりましたし、少し前に慣れない佐橋の携帯をさわっていて誤って電話をかけてしまったお相手をひどく驚かせてしまったという経験も決心の理由になりました。

「いつお客様からのご連絡が入るかわからないから」と佐橋がどこにいくのにも手離すことのできなかった携帯電話から、係りの方が通信カードを抜かれたときはやはり少し涙が出ました。

いよいよ一人でお仕事をするのかと思いました。

予めその覚悟をして一人で出歩く練習もしてみたけれど・・です。

(今はWi-Fi環境などもありますので、通話やメールはできなくてもLINEなどで携帯の使い道はあります)

彼が大好きだった山口薫の展覧会を終える時期に、この契約解除をさせていただきました。


09076927861
この番号をご登録いただいておりました各お客様へのご報告として記事を書かせていただきました。
みなさまには佐橋に長くご厚情を頂戴いたしましたことにあらためて心よりお礼を申し上げます。

以後三か月間は私の携帯電話に転送される予定でございますが、その後は通話ができない状態になりますこと、ご了承くださいませ。

こんなとき、奥様を喪ったときの梅原龍三郎の言葉が私に力をくれます。

「思い諦めて」

これからも少しづつ前に進んで参ります。
















コメント
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