つれづれ

名古屋市内の画廊・佐橋美術店のブログ

やっぱり山口薫

2024年12月25日 | 山口薫展
鳥海青児展、日本画京都画壇作品展、森芳雄展、そして山口薫展。

今年の佐橋美術店は、弥栄画廊さんをはじめ多くのみなさまにご心配をおかけしながら、そしてご支援をいただきながら展覧会を中心に営業を続けさせていただいて参りました。

各展覧会は、皆様に大変ご好評をいただき、多くの皆様に驚きと感動をお伝えできたように思っております。

本日12月25日は、芸術新潮の発売日。

弥栄画廊の居松篤彦さんが、当店にて山口薫展について取材を受けられた際の記事が掲載されています。

画商としての弥栄画廊さんの立ち位置をきっと皆様にも充分ご理解、またあの圧倒的な各コレクションの意味をご確認いただけるのではないかと存じます。










昨夜暗くなるのを待って、佐橋美術店の全体の写真を撮ってみました。

クリスマスイブに、お勤めを終えて足早に地下鉄の駅に向かわられる方達を見送りながら行った撮影の間、
なぜか今までで、昨夜が1番、この店が大きく感じられました。

それはきっと山口薫の作品たちのスケールの大きさのおかげであると思いますが、その時ふと「この一年をひとりで頑張って来たと思い込んでいる私は実に浅はかであったなぁ〜」と気づきました。


佐橋美術店は佐橋と私と義理の弟とで作り上げてきた店であるけれど、そして、今私は1人でここに居るけれど、その中身はこの一年の間に、沢山の作品たちの息吹、それに魅せられてお集まりいただいた沢山のお客様の感動、波動で満たされたように思えたのです。


店はただここにあれば良い。私はただここに居れば良い。

そう思い直すことができました。

全てに感謝の気持ちを抱きながら、一年の残りの数日に「やっぱり、山口薫」と題し、山口薫作品を改めてご紹介させて頂こうと思います。

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