お客様からお借りした 津田青楓の 「懶六十三記」を今楽しく読ませて頂いています。
懶 は らん と読んで ものぐさという意味だそうです。
当店にあります高村光太郎の消息。
フィレンツェからの葉書が津田青楓あてに書かれたものでしたので、それからこの画家に
興味を持ちました。
そんなお話をさせて頂いていたら「うちに青楓の書と本があるよ」とお客様。
「へぇ~見せてください!」ということになりました。
良寛を研究いしていたということでしたので、拝見した書も大変ロマンチック。
文章も面白く、本というのはこんなに美しく、温かいものだったのかと
忘れそうになっていた感覚を思い出させてくれました。
お借りした本をそそっかしい私が汚したりしないように・・
佐橋がカバーをつけてくれました。
2013年に岐阜県美術館さんで開かれたルドン展のチラシ。
本の雰囲気ともぴったりで気に入っています。
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