上ばかりを見る管理者にはなるな！

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【贈る言葉】

部下や同僚からの評価が低ければ、上司にいくら気に入られても意味がない。

　　　　　　　　　　～前田新造～

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【本文】

◆上ばかりを見る管理者にはなるな！◆

上ばかり気にして部下そっちのけの管理者は多い。

上から何とか気に入られようとあの手この手でご機嫌取りに忙しい。

前田新造氏は資生堂の社長だ。

資生堂では前田社長になってから３６０度評価を導入した。

例えば支店長は美容部員を含む４０～５０人の部下にも評価される仕組みだ。

売上げに貢献するのは第一線の美容部員たちだ。

部下や同僚からの評価が低ければ上にいくら気に入られても上司として失格だ。

上からにらまれても下から絶大な支持を得ているリーダーのほうが尊敬に値する。

このような組織は必ず組織として大きな成果に貢献するのだ。

そういう意味で、資生堂のような会社がたくさん出現してほしい。

そうすれば管理者は下を見て仕事をするようになるから好循環になる。

　　　　　　　　　＝　コンピテンシー宣教師　＝


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手柄横取り上司は龍馬を見習え！

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【贈る言葉】

事は十中八九まで自らこれを行い、残り一、二を他に譲りて功をなさしむべし。

　　　　　　　　　～坂本龍馬～

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【本文】

■手柄横取り上司は龍馬を見習え！■

ＮＨＫの龍馬伝が人気を博している。

ミスや失敗の責任を部下になすりつけたり、部下の手柄を横取りする上司も多い。

部下を踏み台にして自分の立身出世だけを考えている片隅にも置けない“やから”だ。

しかし、経営トップはこういう人が仕事のできるやり手だと勘違いして厚遇してしまい、昇格させてしまうからあきれる。

部下にしてみればたまったものではなく、こんな上司が率いる職場は沈滞ムードだ。

職場のミスや失敗は全て上司の責任なのだ。

端的に言えばマネジメントがなっていないからだ。

たとえ上司が部下に支援して上げた成果であろうと、部下の手柄とする度量が必要だ。

「事は十中八九まで自らこれを行い、残り一、二を他に譲りて功をなさしむべし」という坂本龍馬のような上司がたくさんいてほしい。

そうすれば、職場も会社も生き生きするに違いない。

　　　　　　　　　＝　コンピテンシー宣教師　＝


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