多能工を目指し自主的に動こう！

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【贈る言葉】

やはり会社とは、社員が自ら考えて動くようになって初めて強くなっていくのでしょうね。

　　　　　　　　　　～横山博一～

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【本文】

■多能工を目指し自主的に動こう！■

最新鋭の自動化設備が導入されている工場は多い。

せっかくの自動化設備なのに思ったほど人員は減っていない例が多い。

オペレーターは監視、つまりじっと腕組みをしてマシンの自動運転を見ているだけだ。

これではコストダウンの効果はないに等しいのではないか。

人は「自働化」が理想である。

自ら考えて自主的に働くから「自働化」というわけだ。

人の「自働化」を実現するためには「多能工」になることが条件になる。

つまりどの工程、どの仕事も担当できるように訓練しておかなければならない。

秋田県にカミテという中小企業の金型およびプレス部品メーカーがある。

この会社では事務部門の人までがいつでも現場の仕事ができるように訓練されている。

多能工になり自主的に働けば、やりがいも達成感も一段と増し、会社も強くなる。

　　　　　　　　　　＝　コンピテンシー宣教師　＝


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逃げない社長に共感！

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【贈る言葉】

今経営者は逃げやすい状況にあります。理屈はいくらでも立てられますから。皆、誰かのせいにしたいのです。経営者は逃げたらアカンのです。精緻な仕組みやルールを作っても会社にとってはやっぱり社長なんですよ。

　　　　　　　　　　～西村英俊～

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【本文】

■逃げない社長に共感！■

リーマンショック直後の大変な時期にトヨタが社長交代し、ホンダも社長交代した。

スズキは社長が健康上の理由で引退し、鈴木修会長が社長兼務となった。

他にも多くの会社が社長交代した。

トヨタは豊田家への大政奉還間近と言われていたが、世界同時不況という嵐が過ぎ去ってからだろうと勝手に思っていたが一番の間の悪いときに大政奉還となり、豊田章男社長はリコール問題もあってピンチに立たされた。

だが、豊田章男社長は逃げることなく一つひとつ誠実に問題解決に邁進してきた。

旧松下電器をＶ字回復させたのは当時の中村邦夫社長だったし、日産ディーゼルをＶ字回復されたのは当時の仲村巌社長だった。

そして、コマツをＶ字回復させたのは当時の坂根正弘社長だった。

彼らに共通するのは決して理屈を言ったり逃げたりせずＶ字回復させたことだ。

　　　　　　　　　＝　コンピテンシー宣教師　＝


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