浪花節も交渉術の一つになる！

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【贈る言葉】

利害が対立するのは当然のこと。浪花節的だと思われるかも知れないが、とにかく誠意を表すことだけを重視した。

　　　　　　　　　～犬伏泰夫～

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【本文】

■浪花節も交渉術の一つになる！■

神戸製鋼所で社長～会長を務めた犬伏泰夫氏は「交渉の達人」だとつくづく思う。

アメリカのＪＦＥとの合弁交渉は難航したと言う。

相手の辣腕、トーマス・フィッシャー氏に「長い時間をかけて合弁交渉したが、あなたはノーという言葉を一度も使わずにノーと言う主張を押し通してしまったよ」と言わしめた。

交渉ごとでは「ノー」と言えばその時点で決裂だ。

だから「ノー」は禁句なのである。

ビジネスマン、中でも営業マンは交渉力がビジネス成功のカギを握る。

交渉ではあせったほう、怒ったほうが負けだ。

浪花節的だが「誠意」を見せ、時には「泣き」を入れて、さらには「冷静」に振舞うという変幻自在の行動特性を高度に磨いておくことが大切だ。

利害の対立する中から、トレードオフ（歩み寄れる接点）を見出して合意にこぎつけなければならないからだ。

　　　　　　　　　　＝　コンピテンシー宣教師　＝


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スティーブ・ジョブズ氏の遺志を後継者に託す！

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【贈る言葉】

ビジョンは大きいほうがいい。例えば自分が実現できなくともバトンタッチすればいいのですから。

　　　　　　　　　～日野原重明～

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【本文】

■スティーブ・ジョブズ氏の遺志を後継者に託す！■

ビジョンとは「見えないものを見えるようにすることだ」と言う人もいる。

正しく、そうだと思う。

アップルのスティーブ・ジョブズ氏が５０歳代半ばで亡くなられた。

エジソンと同等かそれ以上の発明王だったと賞賛する人も多い。

自分の死を悟ったのだろうか、あるとき「死こそ生命がもたらした、この世で唯一最高の発明だ」と語った。

死は古いものを取り除き、新しいものに道を譲るからではないかと思われる。

またあるとき「人生は短い。他人の言いなりになるな。学識にとらわれるな。周囲の雑音に惑わされるな。そして最も重要なのは、勇気を持って心の声や直感に耳を傾けることだ」と声高に語った。

スティーブ・ジョブズ氏は亡くなる瞬間まで壮大なビジョンを持っていた。

スティーブ・ジョブズ氏持っていた大きなビジョンは、後継者にバトンタッチされたのだ。

　　　　　　　　　＝　コンピテンシー宣教師　＝


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