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「意識」が変われば「行動」が変わります。
「行動」が変われば「結果」が変わります。
これがコンピテンシーの威力です。
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【心に刻んでおきたい言葉】
日本の経営者の任期は短すぎるのではないか。
テレビに出演してビジョンを述べたばかりと思っていたらもう社長が交代している。
これでは長期の経営戦略を練って実行に移し、成果に貢献するのは難しいのではないか。
~経営管理力<その9>~
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【本文】
■任期が短すぎれば社長は能力を発揮できない!■
やっと待ちに待った社長の椅子がめぐってきたが、雇われ社長の任期はあまりにも短い。
かつてGEのジェフ・イメルトCEOは「私は毎年のように日本を訪れているが、昨年名刺を交換した社長はもういない」と嘆いておられたのを思い出す。
これでは思い切った戦略を実行することなど無理だから、小手先だけで売上・利益を増やすことしか考えられないのではないか。
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サントリーは最近まで同族経営でオーナー経営者だったから不振のビールから撤退することなく、我慢強く成長させることができた。
雇われ社長の企業なら株主総会などで叩かれるから不振の事業からは撤退せざるを得ない。
外部の人材を社長に迎えて路線が大きく変わるかもしれないと危惧する人も多かった。
やはりこれまでの「やってみにはれ風土」を維持して、外部から招聘した社長も十分能力を発揮してほしい。
=コンピテンシー宣教師=