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「意識」が変われば「行動」が変わります。
「行動」が変われば「結果」が変わります。
これがコンピテンシーの威力です。
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【心に刻んでおきたい言葉】
昔はメーカーが値段を決めて「メーカー希望価格」を表示していた。
しかし今は、ことごとくオープン価格だ。
値段を決めるのはメーカーでもなければ流通業でもない。
お客様なのだ。
逆に優れた商品なら少々お高くとも買ってもらえる時代でもあるのだ。
~経営管理力<その18>~
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【本文】
■お客目線で売れごろの値段を設定すべき!■
5年ほど前に我が家の近所に見るからに高級そうな寿司屋がオープンしたが、入り口のメニュー表を見たらランチでも最低価格が5,000円となっていて驚いた。
店内をうかがい知ることはできないが、昼時何度も通ったが、お客が出入りする様子を見たことがなかった。
遅かれ早かれ、閉店に追い込まれるような気がしていたが、いつしか閉店してしまった。
JR某駅の周辺を昼時に富裕層が往来しているとは思えないもの・・・。
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かつて高度成長時代にプロダクトアウト、つまり「作れば売れる時代」があて、メーカーも流通業もふんぞり返ってビジネスをしていた。
「メーカー希望価格」なるものを表示して容易には値引きなどしなかった。
時代は変わり、メーカーや流通業が勝手に値段を決めてもお客様は見向きもしない。
業種・業態を問わず、お客様目線で売れごろの値段(オープン価格)を設定すべきである。
=コンピテンシー宣教師=