あるきメデス

あちこちを歩いて、見たこと、聞いたこと、知ったこと、感じたことなどを…

四国遍路ふた旅第16日

2006-11-26 21:05:48 | Weblog
今回の旅も、予定では後半に入った。この後も順調に歩けるだろうか。
今日は、一日雨の予報。強風注意報も出ている。昨夜半には、激しい雨音で眼を覚まし、こんな雨では、停滞かとも考えたが、朝は雨はほとんど止んでいた。
しかし、雨の完全装備をして、6時50分に民宿あわを出た。
JR予讃線沿いに進み、焼坂遍路道に入る。
自然石の敷石に落ち葉がたまり、斜度が急なところは、滑らぬよう注意が必要だ。
早くも大汗となり、メガネが曇る。
50分ほどで、標高228Mの焼坂峠に上がった。
下りは、落ち葉一杯の林間を緩やかな傾斜道が続き、気持よい遍路道である。
林道を経て、国道56号に入る。車が多いが、500Mほどで、JR線路沿いの遍路道に入る。
中土佐の町並みに入り、杉玉の下がる造り酒屋などのある狭い町並みを抜ける。
水のない大坂谷川沿いの桜並木は、葉が落ちて、枯れ枝になっていた。
川沿いに進み、奥大坂に入ったが、雨が激しくなったので、大坂遍路道を上がるのはあきらめ、国道56号にあがる。
後先になったが、そえみみず遍路道に進みたかったのだが、昨日、大善寺で、この道は、11月1日から再来年末まで、高速道路工事で通行禁止になったと聞き、あきらめた。
さて、国道に上がったら、歩道がない。高速で通過する車の水しぶきをまともに浴びる最悪の環境。
車に、減速して中央寄りを走行するよう合図しながら行くが、気にしてくれる車は少ない。
七子峠までの3、5kmほどが長く感じた。
峠にあるドライブイン七子茶屋で昼食。ご夫婦の歩き遍路も先着していた。
峠からの下り、2kmほどは、国道を離れ、山すそを回る遍路道。しかし、土道に雨が溜まり、あちこちに水溜まりが出来ている。
再度国道に戻り、窪川まで10km余り進まねばならない。
こちらは、歩道はあるが、雨が一層激しくなり、車道も歩道も2、3センチの水溜まりが出き、何十台か分からぬが、水しぶきの洗礼が絶え間ない。日曜なので、トラックが少ないのが、せめてもの幸いといわねばなるまい。
当然、靴の中にも水が入り、グチャグチャしながらひたすら歩く。
お陰で、予定より早い15時13分に37番岩本寺に着いた。
参拝し、今夜の宿である宿坊に入ってほっとした。
雨のため、携帯カメラの撮影どころではなかったので、添付写真はなし。
コメント (1)
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