あるきメデス

あちこちを歩いて、見たこと、聞いたこと、知ったこと、感じたことなどを…

東京横断水辺66㎞ロクロクウオーク(第1日)

2008-01-10 23:15:19 | 江戸・東京を歩く
 2008年1月4日(金)

 「やまさん」こと山浦正昭さん企画の、「東京横断水辺
66㎞ロクロクウオーク」という3日間のウオーキングが、
新春早々行われたので参加した。

 当日、速報をお届けしたが、1日目の模様を報告する。


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 9時にJR常磐線金町駅に集合してバスで北へ、水元
(みずもと)公園バス停で降りた。

 釣り堀の横を進んで、水元公園の東側の水辺で、埼玉
県との都県境をなす小合溜(こあいため)の中央部あた
りに行き、水元大橋のそばで記念撮影。参加者は数名か
と思ったら、13名も来た。

 中山道ウオークや、カントリウオーク、関東百駅などで
おなじみのメンバーである。


 水元公園は、都内では最大規模の自然公園。大場川の
流れが下流で無くなる幅広い溜池と、右岸にたくさんの
広葉樹が残り、とても23区内とは思えぬ景観が広がって
いる。 


 9時35分、水元大橋を渡って北へ向かい、枯れアシの
茂る湿地の中の遊歩道や、たくさんのメタセコイアの林を
回って水元大橋近くに戻る。

 湿地のそばの水たまりには、厚い氷が張っていた。


 水元3丁目と南水元4丁目の間の車道を西へ向かう。
太い煙突のある葛飾清掃工場前を通過し、中川の飯塚橋
を渡る。


 中川右岸を少し南下し、日立製作所亀有工場があった
という中川公園で最初の休憩をする。

 公園南西端から西に向かい、環七道路に出て、足立区
と葛飾区の区界になっている、もと古隅田川の流れに沿
った遊歩道や住宅地内の細道を進む。

 周辺の道路が直線的なのに比べ、この道筋は緩やかな
カーブで続いていて、流れの跡だったことがうかがえる。

 道路のマンホールふたは、古隅田川ゆかりのもの。この
通りだけの特注品らしい。


 途中から、流量はわずかながら親水路もできていた。

 JR常磐線綾瀬駅の東で線路の南に出て、さらに親水路
沿いに進む。

 流れがゆるやかなカーブで90度右折する辺りは、流れ
も結構広くなった。

 
 首都高が上を走る綾瀬川沿いに出た。北側に、改築され
て大規模マンションのようなビルになった、東京拘置所が
見えてきた。


 綾瀬川の水戸橋を渡り、もと水戸街道だったという古い
民家の残る細い車道を少し進んで、荒川左岸堤防に上が
った。

 ちょうど正午近いので、堤防下の河川敷にあった荒川
野球場のベンチを借りて昼食をする。

 左岸堤外(堤防と流れの間の河川敷)には幅広い舗装
路がある。災害時に車道として使用されるというその道路
を上流へ向かう。


 東武鉄道、JR常磐線、つくばエクスプレスの鉄橋下を
進むと、「ワンド」と呼ぶ人工的につくった水辺があり、
アシも茂っていた。

 川の流れに少しだけつながり、魚の産卵や稚魚の成育
など、生き物の生息に適した環境になっているという。
 
 国道4号・日光街道の千住新橋下を過ぎ、次の西新井
橋の上流で荒川を離れ、本木中央通りから本木新通りに
入り、北に向かう。

 狭い通りだが商店が続き、西新井大師へのバス通り
にもなっているのだが、歩道が無い。

 2㎞余りで環七通りに出て横断、すぐ北にある東武鉄
道大師線の大師駅前に着いた。

 新年の参拝客で辺りはごった返している。ここで35分
間の自由行動とし、大きな本堂の西新井大師に参拝する。


 参道両側にも境内にも人があふれ、境内のたくさんの
露店や、参道両側の商店はどこも大賑わいだった。


 今日のコースも終盤に向かった。環七通りを少しで、
南西に真っ直ぐ伸び都道307号・江北バス通りを進む。

 首都高の港北ジャンクション近くで、再び荒川左岸に
上がる。


 上流に、半円形のアーチのかかる首都高の五色桜
大橋を見ながら港北橋を渡り、すぐ先で大きくS字状
に流れる隅田川の豊島橋も通過する。


 隅田川の右岸近くを進み、堀船2丁目児童公園の横
から、明日歩く石神井川が、隅田川に合流する地点を
確認した。

 手前が石神井川、向こうが隅田川である。

 幅広くなった都道307号に入り、紙幣の印刷所であ
る国立印刷局王子工場前を進んで、JR王子駅の北
側から線路の西上にある飛鳥山公園に上がった。

 ここが今日のゴール。江戸時代からの花見の名所で、
いまもたくさんの桜がある。時計塔のそばに15時27分
に着いた。


(天気 快晴、距離 22㎞、地図(1/2.5万) 草加、赤羽、
 東京西部、歩行地 東京都葛飾区、足立区、北区、
 歩数 35,600)

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