2005年5月14日(土) 〈続き〉
短いトンネルをくぐり、川原畑バス停横で国道に分かれ、JR吾妻線西側の
川原畑集落に入る。点在する民家に向かう一車線の上り道、やわらかな柿
の葉や、あちこちに咲くフジの花が目に入る。

高度が上がり、対岸の川原湯温泉街↓と、それを包む新緑の山並みの展望
が良くなった。

民家の裏手斜面に、クマガイソウとエビネがたくさん花を見せている。

地図上では、集落の尽きるところで道が途切れる。下る道はないかとKさん
がそばの家に聞きに行き、民家の手前から斜面を下る道を教えてもらった。
何種類ものツツジが咲く民家の下から下り道へ。新緑が一杯の気持ちよい
草道、どんどん下ると三ッ堂(みっつどう)という小さなお堂があった。

昔は三つのお堂が並んでいたのでこの名がついたという。

お堂の周囲や東側のがけ面に、江戸時代の石仏や五輪塔、馬頭観音など
が70体ほど並んでいた。

付近のシャクナゲも見ごろである。

線路際まで下ると、土台だけ残る住居跡が数戸あり、この地も水没すること
が知れる。吾妻線のガードをくぐって国道に出て、川原湯温泉駅に戻り、小休
止する。
予定の電車まで2時間ほどあるので、下流の吾妻峡に向かう。国道を200m
ほど進んで右へ、吾妻峡遊歩道に入る。

終点の鹿飛橋までは1.9㎞、時間を見て適当なところで戻ることにする。

150mほどで、吾妻川に木造の滝見橋がかかっている。対岸の白糸の滝の
見どころとのことだが、水量が少なく見栄えはいまひとつ、それより両岸の新
緑のほうがよい。
秋の紅葉がすばらしそうな緑陰が続くが、結構上り下りがある。遊歩道は、
吾妻川の流れよりかなり高みにつけられているので、流れはあまり見えない。

右斜面から流れ落ちる栃洞(とちぼら)の滝も、ちょろちょろの水量で、表示
を見なければ滝とは見えない。
帰宅後、駅でもらった「やんば散策マップ」を見たら、滝の下流あたりが八ッ
場ダム建設予定地のようだが、気づかなかった。
新緑に覆われた斜面に、それらしい穴の見える千人窟(せんにんくつ)の先
から、木の手すりも付いた急な上りとなる。

少し下り始めたところから左手に小さなピークがあり、展望台へ急登の道が
ついていた。

上ってみると、眼下に吾妻川上流の展望がよく、下流側は新緑の広葉樹に
隠されている。

40分ほど歩いたので、ここで引き返すことにする。もとの道を滝見橋まで戻
って休憩。Sさんの沸かしてくれたコーヒーなどを、おいしくいただいた。

15時39分、川原湯温泉駅に戻り、電車待ちの間にホームで記念撮影を。

16時10分発上り電車に乗り、16時41分に小野上温泉駅で下車する。
駅は無人で明かりとりの塔付きの新しい駅舎。今日の宿は、小野上村村営
(現在は渋川市)の「SUNおのがみ」、3分ほどで着いた。
(参加 18人、天気 晴、距離 8㎞、地図(1/2.5万) 長野原、歩行地 群馬
県長野原町)
短いトンネルをくぐり、川原畑バス停横で国道に分かれ、JR吾妻線西側の
川原畑集落に入る。点在する民家に向かう一車線の上り道、やわらかな柿
の葉や、あちこちに咲くフジの花が目に入る。

高度が上がり、対岸の川原湯温泉街↓と、それを包む新緑の山並みの展望
が良くなった。

民家の裏手斜面に、クマガイソウとエビネがたくさん花を見せている。

地図上では、集落の尽きるところで道が途切れる。下る道はないかとKさん
がそばの家に聞きに行き、民家の手前から斜面を下る道を教えてもらった。
何種類ものツツジが咲く民家の下から下り道へ。新緑が一杯の気持ちよい
草道、どんどん下ると三ッ堂(みっつどう)という小さなお堂があった。

昔は三つのお堂が並んでいたのでこの名がついたという。

お堂の周囲や東側のがけ面に、江戸時代の石仏や五輪塔、馬頭観音など
が70体ほど並んでいた。

付近のシャクナゲも見ごろである。

線路際まで下ると、土台だけ残る住居跡が数戸あり、この地も水没すること
が知れる。吾妻線のガードをくぐって国道に出て、川原湯温泉駅に戻り、小休
止する。
予定の電車まで2時間ほどあるので、下流の吾妻峡に向かう。国道を200m
ほど進んで右へ、吾妻峡遊歩道に入る。

終点の鹿飛橋までは1.9㎞、時間を見て適当なところで戻ることにする。

150mほどで、吾妻川に木造の滝見橋がかかっている。対岸の白糸の滝の
見どころとのことだが、水量が少なく見栄えはいまひとつ、それより両岸の新
緑のほうがよい。
秋の紅葉がすばらしそうな緑陰が続くが、結構上り下りがある。遊歩道は、
吾妻川の流れよりかなり高みにつけられているので、流れはあまり見えない。

右斜面から流れ落ちる栃洞(とちぼら)の滝も、ちょろちょろの水量で、表示
を見なければ滝とは見えない。
帰宅後、駅でもらった「やんば散策マップ」を見たら、滝の下流あたりが八ッ
場ダム建設予定地のようだが、気づかなかった。
新緑に覆われた斜面に、それらしい穴の見える千人窟(せんにんくつ)の先
から、木の手すりも付いた急な上りとなる。

少し下り始めたところから左手に小さなピークがあり、展望台へ急登の道が
ついていた。

上ってみると、眼下に吾妻川上流の展望がよく、下流側は新緑の広葉樹に
隠されている。

40分ほど歩いたので、ここで引き返すことにする。もとの道を滝見橋まで戻
って休憩。Sさんの沸かしてくれたコーヒーなどを、おいしくいただいた。

15時39分、川原湯温泉駅に戻り、電車待ちの間にホームで記念撮影を。

16時10分発上り電車に乗り、16時41分に小野上温泉駅で下車する。
駅は無人で明かりとりの塔付きの新しい駅舎。今日の宿は、小野上村村営
(現在は渋川市)の「SUNおのがみ」、3分ほどで着いた。
(参加 18人、天気 晴、距離 8㎞、地図(1/2.5万) 長野原、歩行地 群馬
県長野原町)