あるきメデス

あちこちを歩いて、見たこと、聞いたこと、知ったこと、感じたことなどを…

トトロの森ウオークへ(東京・埼玉)

2009-12-06 22:35:00 | ウオーキング
 2009年12月6日(日)

 首都圏は今日、師走とは思えぬ暖かい日和に恵まれました。

 この暖かさに誘われ、西武鉄道とサンケイビリング新聞社主催の、「トトロ
の森ウオーク」に出かけました。



 スタートは、西武新宿線の東村山駅西口です。

 受付を済ませ、西口から北へ伸びる商店街を進みます。化成小学校の隣
にあった諏訪神社。


 近くには、東村山ふるさと歴史館があり、特別展『全生園の100年と東村
山』を開催していました。

 全生園はハンセン病の療養施設で、1909年(明治42)に開院し、国立療
養所多磨全生園と名を変え、現在に至っている市内の施設です。

 地元東村山とのかかわりや、設置反対の事件、教育面での東村山とのか
かわりなどについて、写真や資料の展示をしていました。

 この特別展は、今日でおしまいです。

 さらに進んで左折すると、徳蔵寺の前に出ました。ここには、国の重要文化
財「元弘の板碑」をはじめ、多くの板碑を納めた板碑保存館があります。

 境内は工事中で、中に入ることは出来ませんでした。西側から撮った本堂。


 北川沿いを進み、折り返すように色づいたクヌギの並ぶ緑道を進んで、狭山
丘陵の東端から木の階段を上がって、丘陵を覆う八国山緑地と呼ぶ広葉樹
林に入ります。

 すぐ近くにあるのが将軍塚。新田義貞が鎌倉攻めの際に、旗を立てたと
いわれる場所とか。


 この先は、かなり落葉(らくよう)の進んだ広葉樹林下の気持ちよい遊歩
道です。


 稜線の途中から階段を下り、住宅地の中の松が丘中央公園の横を抜けて、
仏眼寺に沿って左折します。

 本堂の右手には、一願観音と呼ぶ黄金の観音像が立っていました。


 寺の横から坂を上がって、うっそうとした森に囲まれた鳩峰八幡宮へ。


 そばの久米水天宮は、壇ノ浦の戦いで幼くして亡くなった安徳天皇を祭っ
ているとか。これらの神社は、何回も来ているところですが、今日もらった
リーフレットで初めて知りました。 

 二つの神社の先から、鳩峰公園と呼ぶ広葉樹林の中の緑道へ。その中
に、トトロの森2号地があり、トトロ財団により維持保存されています。  


 浄水場のタンクの先を下り、車道を横断したところにあるのが光蔵寺。境内
に「聞くぞう地蔵尊」というのがあり、人々の悩みやグチなどを聞いてもらえる
ようです。


 西武園ゴルフ場の横を上がって、荒幡富士に着きました。

 高さ10mほどあり、関東で最大級の富士塚です。雨上がりながら、正午
になったので霞んではしまいましたが、ほんものの富士山が見えました。


 富士塚の下にある浅間神社の回りで、昼食をする参加者もいます。


 そばにある「狭山丘陵いきものふれあいの里センター」に入り、狭山丘陵
の自然や歴史の展示を、ざっと見て回りました。


 センター近くの広葉樹林。この場所を取った私の写真が、トトロのふるさと
財団編「狭山丘陵見て歩き」(幹書房発行)の表紙に使われました。その写
真では、木々はは緑に覆われています。


 鳩峰公園を抜けて、ススキの光る住宅地の横を回ります。


 西武園ゴルフ場の縁を回り、ゴールの西武山口線(レオライナー)遊園地
西駅には、12時35分に着きました。

 このウオークの参加者は、そばの「西武園ゆうえんち」が無料で入場でき
るとのことなので入り、園中のイスで昼食を済ませました。

 さらに自宅まで4㎞の道を歩いて、14時ちょうどに帰宅しました。

 



コメント (2)
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