あるきメデス

あちこちを歩いて、見たこと、聞いたこと、知ったこと、感じたことなどを…

カタツムリ歩行 JR武蔵野線 新小平駅(東京)

2009-12-20 22:19:56 | カタツムリ歩行
 2009年12月20日(日)

 今朝も厳しい寒さとなり、東側の畑は霜で真っ白でした。3、4日前まで
咲いていた近くの皇帝ダリアも、すっかりしおれてしまいました。

 日中は快晴となり、JR武蔵野線沿線を中心に歩いている「カタツムリ
歩行」の第190回例会に出かけました。18年目の最終例会です。



 集合は、JR武蔵野線の新小平駅。駅の両側は長いトンネルになって
いて、駅の所だけポッカリと空間があり、空が見えているのです。

 10時9分に駅を出て、すぐ南を走っている青梅街道に出て、少し進ん
で南北に走る旧鎌倉街道に入りました。

 増えている新興住宅の中に残る、古くからの住宅がありました。間口
10間くらいもある平屋です。 


 屋敷の南側にある土蔵も、壁面に縄目の出たかなりの年代物。左の青
いトタン屋根の下には、脱穀後の米ともみ殻を吹き分ける農具「唐箕(とう
み)」が置いてありました。


 この屋敷の南側は、次の通りまで果樹園が続き、ブドウやナシの古木が
たくさん枯れ枝を見せています。


 南側の通り・たかの街道を西に進むと、府中街道との交差点際に、背の
高いりっぱな瓦屋根の建物がありました。何の店かと思ったら瓦店です。


 府中街道の先で、並行する旧道を北に入りました。新興住宅地の中に、
樹木園が残っています。ここもいずれは、住宅地になるのでしょうか…。


 樹木園の先は畑で、ホーレンソウ、コマツナ、大根などが育っていました。
この大根は虫に食われることもなく、きれいな葉っぱがいっぱい。


 再び青梅街道に出て、西武国分寺線の西まで進みました。途中の民家には、
もうロウバイが、花をたくさん見せています。


 青梅街道の北に入り、街道沿いの農家の裏手に回って、小さい社の稲荷
神社へ。背後には大エノキが立っていました。


 神社の横の農道を西に抜ける途中には、屋敷林から落ちたケヤキなどの
葉を堆肥(たいひ)にするために、たくさん積んでありました。

 発酵が進めば、よい有機肥料になることでしょう。

 向こうに見えるケヤキの葉が、集められたのと思われます。葉がすっかり
落ちて、武蔵野の屋敷林の冬の姿です。


 たくさんのライダーが訓練中の自動車教習所の横を抜けて、西武拝島線
の北に出て、線路沿いを西に向かいます。

 南北に走る道路が何本も線路を横切るので、踏切が続いていますが、中
には私道に向かう踏切もあり、ここは農道への踏切です。


 公園の先で踏切を渡り、線路の南側に沿って進むと、ほんの少し残る竹
林の中を抜ける遊歩道があり、神明公園という名がついていました。


 公園の南側、広い境内にケヤキやカシなど豊富な樹林をもつ小平神明宮
が今日のゴール。12時ちょうどに到着しました。


 境内で昼食を済ませ、恒例の記念撮影。いつもは事務局のDさんが撮る
だけなのですが、年末なので私も撮らせてもらいました。

 今日の参加者は、カメラの私を入れて27人のようです。

 この後は、年末だけの催しである事務局からのプレゼント。今年1年の
参加回数順に「観歩証」をもらい、並べられた中から欲しいものを順に選
んでもらえるのです。


 12時50分に散会となりました。カタツムリ歩行は、来年も2月から12月
まで、8月をのぞく第3日曜日に開催されます。
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