12月19日(土)の朝日新聞夕刊(東京本社版)に、ノンフィクション
ライター、加藤 仁(ひとし)さんの死去が、報じられていました。
加藤さんは、雑誌編集者を経てノンフィクション作家になり、サラリー
マンや定年退職者の生き方などを主題にした作品を多数発表されて
います。
主な著書に、「定年後」、「定年後の8万時間に挑む」、「たった一人
の再挑戦」、「現代サラリーマン事情」などがあります。
私が、9月20日の発売直後に入手して読んだのが、「定年からの
旅行術」でした。
定年後は、使えるお金が限られてしまう人が多いかと思いますが、
お金の使い方を工夫すれば、それまでの人生を一変させてしまうほど
の旅を実践している人が、結構おられるようです。
加藤さんは、「旅行達人」ともいうべきそんな方々を探しだして、本書
で紹介しています。
全体を、「地域発見! 日帰りの旅」、「夫婦で行く旅」、「男も女も
ひとり旅」、「私家版「街道をゆく」」、「ライフワークとしての「大旅行」」
の五章に分けて、ユニークな旅が語られています。
その中で、私もささやかながら続けているので興味をひかれた、歩
きを中心とした旅の例が、幾つかあります。
週末の日帰り旅や数日ずつ泊まり歩いての東海道完歩、自宅のあ
る世田谷区の区境、約50㎞を5日間かけて完歩、源流から鶴見川
の全橋を撮る、80歳で奥の細道を歩く、日本列島縦断の野宿の旅、
海岸線を歩いて岬や離島を踏破、といったようなことをされた方が、
その幾つかの例です。
歩き旅のほかにも、自転車による旅、テーマを設けて撮り歩く旅、
格安の航空券や安宿を利用しての海外旅行、キャンピングカーでの
長旅など、なるほどと思われる旅人が、たくさん紹介されています。
加藤さんは享年62歳、これからも同じようなテーマの本を出版し
てもらえるものと思っていたのに、残念です。
謹んでご冥福をお祈り申し上げます。
「定年からの旅行術」 加藤 仁著、講談社現代新書、200頁、
本体720円
ライター、加藤 仁(ひとし)さんの死去が、報じられていました。
加藤さんは、雑誌編集者を経てノンフィクション作家になり、サラリー
マンや定年退職者の生き方などを主題にした作品を多数発表されて
います。
主な著書に、「定年後」、「定年後の8万時間に挑む」、「たった一人
の再挑戦」、「現代サラリーマン事情」などがあります。
私が、9月20日の発売直後に入手して読んだのが、「定年からの
旅行術」でした。
定年後は、使えるお金が限られてしまう人が多いかと思いますが、
お金の使い方を工夫すれば、それまでの人生を一変させてしまうほど
の旅を実践している人が、結構おられるようです。
加藤さんは、「旅行達人」ともいうべきそんな方々を探しだして、本書
で紹介しています。
全体を、「地域発見! 日帰りの旅」、「夫婦で行く旅」、「男も女も
ひとり旅」、「私家版「街道をゆく」」、「ライフワークとしての「大旅行」」
の五章に分けて、ユニークな旅が語られています。
その中で、私もささやかながら続けているので興味をひかれた、歩
きを中心とした旅の例が、幾つかあります。
週末の日帰り旅や数日ずつ泊まり歩いての東海道完歩、自宅のあ
る世田谷区の区境、約50㎞を5日間かけて完歩、源流から鶴見川
の全橋を撮る、80歳で奥の細道を歩く、日本列島縦断の野宿の旅、
海岸線を歩いて岬や離島を踏破、といったようなことをされた方が、
その幾つかの例です。
歩き旅のほかにも、自転車による旅、テーマを設けて撮り歩く旅、
格安の航空券や安宿を利用しての海外旅行、キャンピングカーでの
長旅など、なるほどと思われる旅人が、たくさん紹介されています。
加藤さんは享年62歳、これからも同じようなテーマの本を出版し
てもらえるものと思っていたのに、残念です。
謹んでご冥福をお祈り申し上げます。
「定年からの旅行術」 加藤 仁著、講談社現代新書、200頁、
本体720円