あるきメデス

あちこちを歩いて、見たこと、聞いたこと、知ったこと、感じたことなどを…

佐倉市郊外をカントリーウオーク(千葉)

2011-12-17 15:27:27 | カントリーウオーク
 2011年12月11日(日)

 カントリーウオークグループの、前年12月の忘年例会が好評だったことに応えて、
同じエリアを歩こうと企画された、リピート忘年例会に参加した。

 昨年と同様に今年も快晴となり、京成本線の京成佐倉駅に集まったのは16人。10時
20分発の川村美術館行き無料バスに乗る。JR佐倉駅でKさんが加わり、10時48分
に川村美術館前に着き、先着のSさんとも合流する。


 約30haという広い美術館敷地にある、広葉樹林の自然散策路を下ると、広場の真ん中
にヘンリー・ムーアの「ブロンズの形態」と呼ぶ彫刻がある。


 広場の一角で4組に組み分けをして、11時10分に出発した。
 
 片隅に紅葉の残る広場を抜けて、ジュウガツザクラやシダレザクラの横を通過して美術
館敷地の南に出る。


 東側の尾牛集落の近くに、センダンの木があり、熟した実がたくさん実っていた。


 尾牛集落を東に進んで鹿島川左岸沿いの道に入り、枯れたアシやセイタカアワダチソウ
の間を北東に進む。

 西側の坂戸集落を囲む広葉樹は、すっかり葉が落ちている。



 坂戸橋を渡って右岸を少しで右折し、広々とした田んぼの間を東に向かう。正面の榎戸
集落背後の樹林には、まだ色づく広葉樹が残っていた。


 集落の南西端で車道を折り返し、岩富町集落の北西端から鹿島川支流に沿った谷地田の
南側山すその道に入る。すぐ先のさらに分かれた谷地田を囲む広葉樹林にも、まだ落葉前
の広葉樹が残っていた。


 山すそを進むと渋柿の木があり、誰も採らないのか、かなり熟した実がたくさん下がっ
ていた。


 下川集落の南あたり、次の谷地田への分岐点に佐倉市の運動広場があり、少年野球のメ
ンバーが練習をしている。ここを各組の集合地としたが後続の2組が遅れていたので、し
ばらく待つ。


 揃ったところで山すその道に入り、落ち葉がいっぱいのあぜ道を進むと、イナゴがたく
さん飛び出した。休耕田が多いのでえさ不足なのか皆小さいが、10数匹を捕まえてビニ
ール袋に入れる。


 かなり狭まってきた谷地田の横から北側の広葉樹林に上がり、12時40分頃、昨年と
同じナラやクヌギ林の中の昼食地に着いた。

 さっそくたき火の材料になる杉の葉や、ナラやクヌギの落ち葉、枯れ枝などを集めて点
火する。


 そばに、皆さんが思い思いに持ち寄ったスルメや魚類の干物、ソーセージや厚揚げ、シ
イタケや餅、漬物やピーナツ、みそ和えのこんにゃくなど、色々なものが並んだ。



 ソーセージやシイタケなどを棒に差して火の回りに並べ、各々が用意したアルコールを
開けて乾杯。並んだものを焼いたり食べたりしながら、この1年を振り返ったりして話は
尽きない。

 暖かい日和に恵まれたこともあり、今年も昨年の忘年例会と同様、思いきり飲んだり食
べたりして、ゆっくりとしたひと時を過ごした。



 枯れ枝になった林に差し込む太陽が傾きかけたので、記念撮影をしてたき火の始末をする。


 15時30分に帰路に向かうことにした。 西側の林道に回り、林を抜けて林と畑の間
を抜けて西北に向かい、下川集落南側の谷地に出た。


 日が陰りそうになった谷地田の南を進み、往路の運動広場の北側に回る。


 運動広場の西側から、南に伸びる台地に上がる。広葉樹林に囲まれた畑作地帯の真ん中
を進んで、岩富町集落の中ほど、弥富簡易郵便局近くの車道に下った。

 台地下に向かって車道を下る途中、鹿島川を挟む田んぼの、西側の木々の向こうに太陽
が没し、周囲はあかね色に輝く。


 カメラには納められなかったが、その右に富士山の頭部がわずかに姿を見せた。

 下集落の北側を回り、牛尾集落に戻った頃にはかなり暗くなる。足下に注意して川村美術
館敷地内の自然散策路を上がり、17時ちょうどに美術館入り口に着いた。

 17時15分発の最終バスで、京成佐倉駅に向かう。

(参加 18人、天気 快晴、距離 9㎞、地図(1/2.5万) 千葉東部、歩行地 
 佐倉市、歩数 18,900)



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