2017年4月26日(水)
連れ合いに誘われ、世田谷区にある静嘉堂文庫(せいかどうぶんこ)美術館で開催中の
展覧会の観覧に出かけた。
西武池袋線から、東京メトロ副都心線、東急東横線、みなとみらい線直通のFライナー
と呼ぶ急行、特急並み電車で自由が丘まで行き、東急大井町線に乗り換え、12時過ぎに
二子玉川駅で下車する。
西口にある高島屋横から北へ、二子玉川小の横を通過して丸子川沿いを西進し、国分寺
崖線(がいせん)の中腹にある静嘉堂文庫美術館への門を入った。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/bb/ebac6a256c92eff6ff31797d74751b3e.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/bb/d9d9a97f09cbb3b2d1f7173950e7556c.jpg)
近くには下草のアヤメが花を見せ、小さい流れを渡って右へ、緩やかな上り坂を進む。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/b1/04617a9d6707eaa18e77fdedafa33b3e.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/4c/d05a7683e771cfe61185f0ab00dc71c7.jpg)
渡った流れの上流は、湿地のようになっていた。
さらに、豊富な樹林の間を上がって行く。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/4c/c757187c93d212ec6d4623ffa2259a20.jpg)
静嘉堂文庫の2つの建物が見える広場まで上がると、ロータリーのツツジが鮮やかな彩
りを見せる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/df/0327af096ad9d8d3eee413eee80102b0.jpg)
右手にある文庫の建物は、大正13年(1924)の建築とか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/fa/8c7d97b20a233d82a4fa8fcb53b06f30.jpg)
静嘉堂文庫は、三菱の第2代社長岩崎彌之助と、彌之助の長男で第4代社長の岩崎小彌
太により設立されたもの。その収蔵品は、東洋固有の文化財を愛惜した彌之助により本格
的に収集され、さらに小彌太により拡充されたという。
彌之助の収集は、和漢の古典籍のほか絵画・彫刻・書籍・漆芸・茶道具・刀剣と広範囲
で、それに対して小彌太は、東洋陶磁を系統的に収集しているとのこと。
美術館は、昭和20年(1945)の小彌太逝去後、その遺志により夫人から財団に国
宝など主要作品が寄贈され、さらに夫人の逝去後に同家に残る美術品と施設が寄贈され、
平成4年(1992)新館↓が建設され、今日観覧する静嘉堂文庫美術館が開館されたの
だという。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/69/a595d35a62be69a394e818c4e12ca9c0.jpg)
現在の展示は「挿絵本の楽しみ~響き合う文字と絵の世界~」で、その狙いをリーフレ
ットでは以下のように紹介している(期間:4月15日~5月28日)。
私たちは、古くから文字と絵を使って情報の伝達をしてきました。「挿絵本」は、まさ
にその2つの要素が支え合って大きな力を発揮しているものです。そこには、人々の知識
(情報)に対する多様な要望が反映されています。本展では、主に中国の明(みん)・清
(しん)時代(14世紀半ば~20世紀初め)と江戸時代の多彩な挿絵本をご紹介します。
美術館の入口に掲示されていた案内
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/2f/b3392a5c92cb40e67f7bfd71eafc430e.jpg)
会場内は、以下のようなコーナーに分けて展示されていた。
錦絵の中の文字 Ⅰ.神仏を巡る挿絵 Ⅱ.辞書・参考書をめぐる挿絵 Ⅲ.解説
する挿絵 Ⅳ。記録する挿絵 Ⅴ.物語る挿絵
会場は撮影禁止なので、入手したリーフレットから展示作品の一部を紹介する。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/87/23070d224ba5a0c83bf330388804b4e7.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/78/aec89de8dd50c0d41c8a68711c274626.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/c9/2a1ffd8a184abd0ed9664ebd37f4689b.jpg)
重要文化財 渡辺崋山「芸妓図」(実物はカラー)
最初の「本草図譜」は、Ⅲ.解説する挿絵の作品ひとつ、真ん中の「環海異聞」はⅣ.
記録する挿絵、最後の渡辺崋山の「芸妓図」もⅢ.解説する挿絵の作品のひとつである。
これら展示作品を一覧してみて、文字だけでは内容が分かりにくいものも、挿絵がある
ことで、より容易に理解できることがよく分かった。
特に、Ⅳ.記録する挿絵では、司馬江漢(しばこうかん)の西遊旅譚や、間宮林蔵の東
韃紀行、松浦武四郎の手塩日誌と知床日誌、大槻玄沢の環海異聞など、私が名前を知って
いる人が記した作品があり、旅の記録でもあり興味深く観覧した。
当ブログも文字と写真を併用することで、皆さんに内容をより分かりやすく理解しても
らえるのではないかと、この展示を見ることで再認識できたので、今後もそのような方向
で継続したいと考えている。
観覧を終えた後にロビーから眺めた、敷地内や周辺の風景。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/94/f20f0813499aa83ebdda902d8adc655e.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/14/a86788bc362970e9c2f42214b5fde3dd.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/47/82ded7138af2891e10ba3916e0e4520b.jpg)
観覧を終えたら14時前後になっていた。館を出てもう一度眺めた入口周辺の植え込み。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/fb/d5cfb23a976cbd1407f63c1c91b80afc.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/e5/d2ece682533a5f7beb9857a3cded6f4c.jpg)
まだ昼食前だったので、駅に向かって食事の出来るところを探しながら戻ることにした。
構内を下って門を出てさらに下って南東へ、丸子川の下山橋を渡る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/62/5f95de6d48f86aff2ae43c8b538d8eb1.jpg)
往路の丸子川沿いは結構車の交通量があり、歩道もなく危険なので、南に向かう静かな
通りを進むことに。
南側のマンション沿いの通りも緑が豊富で、シャクナゲがあちこちに咲きモミジなどが
柔らかな彩りを見せる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/f6/c4032dbdfa739c629f31f62e2664533f.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/ce/a1c7ad39febbff0dcf24aac5fa1b6ca9.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/ae/946cc1aa300df52f7e005fc7659b2fb3.jpg)
通りより奥にあるマンションへの道も豊富な緑が。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/ed/d0876e54db80bb99042f86473364ce59.jpg)
左折した通りのわずかな歩道
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/7d/1d76d4447b8dc730d64655f32790fc38.jpg)
すぐ先を右折した南への通りには、「きしべの路」の名が。
突き当たりにスーパー・マルエツがあり、そこを左折して東に延びる道は「砧(きぬた)
線跡歩道」と呼ばれ、新玉川線の前身である玉川電気鉄道(1907年開通)の砧支線跡
で、1924年に瀬田河原一帯から採取した砂利を、関東大震災からの復興が進む東京市
内へ運ぶためにつくられた路線だったという。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/91/41d8f979d3a900b8f1df3b72f495b717.jpg)
平行して南側には、都道11号・多摩堤通りが走っているので、自転車と歩行者専用道
にしているよう。
この通りも緑が多く、車を気にせず歩けるので安心な道だ。通り沿いに咲くベニバナト
チノキ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/e3/e2542e46d2e932713bc5a8176552b634.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/aa/d798fca9e215aae39ab3d33a1c4f4c55.jpg)
住宅地を北に延びる通りを幾つか見ながら東進したが、これもそのひとつ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/e5/0dacacf4178ed6635ead7fa8819da6be.jpg)
この通りのマンホールには、ここを走っていたらしい電車のデザインが。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/09/849db3456e5649323518a3d5ab21a6e4.jpg)
旧中耕地駅跡の表示もある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/c8/19a11704338e90e31c410e9d93cc572e.jpg)
高架になっている国道246号・玉川通りの下を抜けると南側は高島屋なので、店内を
東に抜ける。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/84/2b4c5aa5ea240f1115073eb995792ec6.jpg)
東側の通りに出るドアノブは、タツノオトシゴだった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/bf/52615ef7df2ea9b0b7f6309e3914a276.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/d3/f105e87cbf90f9da385c662a7ad21d5c.jpg)
二子玉川駅前まで戻ったが、適当な食事処がない。そばの二子玉川ライズと呼ぶ複合ビ
ルのひとつタウンフロントへ。案内所で聞いて7階のレストラン街に上がり、ピッツェリ
ア ドオーロ ローマというイタリアンレストランに入り遅い昼食をする。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/61/cd5acb0b2b656e3567cb627b6b0fa8fb.jpg)
私の注文したのは、桜エビと菜の花のトマトソース(1,180円)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/86/54c666ac05fc64bf70720f7fa5c4b6ed.jpg)
連れ合いは、ずわい蟹とブロッコリー・マッシュルームのクリームソース(1,180円)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/46/8fd7a06b01fa991d57a93e3ab5bc1298.jpg)
店を出たらもう16時に近い。寄り道は止めて帰路も往路と同ルートの電車で戻った。
なお、静嘉堂文庫美術館のサイトはこちらから。
========================================
当記事は翌日から書き始めたのですが、パソコン用の椅子に長く座っていると腰痛にな
り、何日かに分けたためにアップするのが遅れました。
なお蛇足ながら、当ブログは前々回の投稿から「gooブログ」の有料版である「gooフォ
ト」に変更しました。
なぜ変えたかというと、gooブログで使える画像容量の3GBを越えてしまったからで
す。開設以来11年2か月余りにアップした画像枚数は38,655枚となり、次の画像
をアップしようとしたら、画像容量を超えたというメッセージが出て、アップできなくな
ったのです。
そのために画像容量が1TB(テラバイト)と飛躍的に増える有料に移行せざるを得な
くなり、すぐに契約手続きをしたのでした。
有料サイトの月額使用料は477円(税込み515円)となり、もう10年も続けられ
る年齢ではないので、あとは画像容量を気にせず投稿できますが、いつまで投稿できます
やら…。ともあれ、投稿がストップするまで今後とも引き続きご覧下さいますよう、改め
てお願い申し上げます![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/dogeza.gif)
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連れ合いに誘われ、世田谷区にある静嘉堂文庫(せいかどうぶんこ)美術館で開催中の
展覧会の観覧に出かけた。
西武池袋線から、東京メトロ副都心線、東急東横線、みなとみらい線直通のFライナー
と呼ぶ急行、特急並み電車で自由が丘まで行き、東急大井町線に乗り換え、12時過ぎに
二子玉川駅で下車する。
西口にある高島屋横から北へ、二子玉川小の横を通過して丸子川沿いを西進し、国分寺
崖線(がいせん)の中腹にある静嘉堂文庫美術館への門を入った。
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近くには下草のアヤメが花を見せ、小さい流れを渡って右へ、緩やかな上り坂を進む。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/b1/04617a9d6707eaa18e77fdedafa33b3e.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/4c/d05a7683e771cfe61185f0ab00dc71c7.jpg)
渡った流れの上流は、湿地のようになっていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/8e/af88ff3c1a8f87d24a4f5d7fc1c02c0b.jpg)
さらに、豊富な樹林の間を上がって行く。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/4c/c757187c93d212ec6d4623ffa2259a20.jpg)
静嘉堂文庫の2つの建物が見える広場まで上がると、ロータリーのツツジが鮮やかな彩
りを見せる。
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右手にある文庫の建物は、大正13年(1924)の建築とか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/fa/8c7d97b20a233d82a4fa8fcb53b06f30.jpg)
静嘉堂文庫は、三菱の第2代社長岩崎彌之助と、彌之助の長男で第4代社長の岩崎小彌
太により設立されたもの。その収蔵品は、東洋固有の文化財を愛惜した彌之助により本格
的に収集され、さらに小彌太により拡充されたという。
彌之助の収集は、和漢の古典籍のほか絵画・彫刻・書籍・漆芸・茶道具・刀剣と広範囲
で、それに対して小彌太は、東洋陶磁を系統的に収集しているとのこと。
美術館は、昭和20年(1945)の小彌太逝去後、その遺志により夫人から財団に国
宝など主要作品が寄贈され、さらに夫人の逝去後に同家に残る美術品と施設が寄贈され、
平成4年(1992)新館↓が建設され、今日観覧する静嘉堂文庫美術館が開館されたの
だという。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/69/a595d35a62be69a394e818c4e12ca9c0.jpg)
現在の展示は「挿絵本の楽しみ~響き合う文字と絵の世界~」で、その狙いをリーフレ
ットでは以下のように紹介している(期間:4月15日~5月28日)。
私たちは、古くから文字と絵を使って情報の伝達をしてきました。「挿絵本」は、まさ
にその2つの要素が支え合って大きな力を発揮しているものです。そこには、人々の知識
(情報)に対する多様な要望が反映されています。本展では、主に中国の明(みん)・清
(しん)時代(14世紀半ば~20世紀初め)と江戸時代の多彩な挿絵本をご紹介します。
美術館の入口に掲示されていた案内
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/2f/b3392a5c92cb40e67f7bfd71eafc430e.jpg)
会場内は、以下のようなコーナーに分けて展示されていた。
錦絵の中の文字 Ⅰ.神仏を巡る挿絵 Ⅱ.辞書・参考書をめぐる挿絵 Ⅲ.解説
する挿絵 Ⅳ。記録する挿絵 Ⅴ.物語る挿絵
会場は撮影禁止なので、入手したリーフレットから展示作品の一部を紹介する。
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重要文化財 渡辺崋山「芸妓図」(実物はカラー)
最初の「本草図譜」は、Ⅲ.解説する挿絵の作品ひとつ、真ん中の「環海異聞」はⅣ.
記録する挿絵、最後の渡辺崋山の「芸妓図」もⅢ.解説する挿絵の作品のひとつである。
これら展示作品を一覧してみて、文字だけでは内容が分かりにくいものも、挿絵がある
ことで、より容易に理解できることがよく分かった。
特に、Ⅳ.記録する挿絵では、司馬江漢(しばこうかん)の西遊旅譚や、間宮林蔵の東
韃紀行、松浦武四郎の手塩日誌と知床日誌、大槻玄沢の環海異聞など、私が名前を知って
いる人が記した作品があり、旅の記録でもあり興味深く観覧した。
当ブログも文字と写真を併用することで、皆さんに内容をより分かりやすく理解しても
らえるのではないかと、この展示を見ることで再認識できたので、今後もそのような方向
で継続したいと考えている。
観覧を終えた後にロビーから眺めた、敷地内や周辺の風景。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/94/f20f0813499aa83ebdda902d8adc655e.jpg)
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/47/82ded7138af2891e10ba3916e0e4520b.jpg)
観覧を終えたら14時前後になっていた。館を出てもう一度眺めた入口周辺の植え込み。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/fb/d5cfb23a976cbd1407f63c1c91b80afc.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/e5/d2ece682533a5f7beb9857a3cded6f4c.jpg)
まだ昼食前だったので、駅に向かって食事の出来るところを探しながら戻ることにした。
構内を下って門を出てさらに下って南東へ、丸子川の下山橋を渡る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/62/5f95de6d48f86aff2ae43c8b538d8eb1.jpg)
往路の丸子川沿いは結構車の交通量があり、歩道もなく危険なので、南に向かう静かな
通りを進むことに。
南側のマンション沿いの通りも緑が豊富で、シャクナゲがあちこちに咲きモミジなどが
柔らかな彩りを見せる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/f6/c4032dbdfa739c629f31f62e2664533f.jpg)
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通りより奥にあるマンションへの道も豊富な緑が。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/ed/d0876e54db80bb99042f86473364ce59.jpg)
左折した通りのわずかな歩道
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/7d/1d76d4447b8dc730d64655f32790fc38.jpg)
すぐ先を右折した南への通りには、「きしべの路」の名が。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/b1/c4c69ac30e72d07d315a66ffc5af9543.jpg)
突き当たりにスーパー・マルエツがあり、そこを左折して東に延びる道は「砧(きぬた)
線跡歩道」と呼ばれ、新玉川線の前身である玉川電気鉄道(1907年開通)の砧支線跡
で、1924年に瀬田河原一帯から採取した砂利を、関東大震災からの復興が進む東京市
内へ運ぶためにつくられた路線だったという。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/91/41d8f979d3a900b8f1df3b72f495b717.jpg)
平行して南側には、都道11号・多摩堤通りが走っているので、自転車と歩行者専用道
にしているよう。
この通りも緑が多く、車を気にせず歩けるので安心な道だ。通り沿いに咲くベニバナト
チノキ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/e3/e2542e46d2e932713bc5a8176552b634.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/aa/d798fca9e215aae39ab3d33a1c4f4c55.jpg)
住宅地を北に延びる通りを幾つか見ながら東進したが、これもそのひとつ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/e5/0dacacf4178ed6635ead7fa8819da6be.jpg)
この通りのマンホールには、ここを走っていたらしい電車のデザインが。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/09/849db3456e5649323518a3d5ab21a6e4.jpg)
旧中耕地駅跡の表示もある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/c8/19a11704338e90e31c410e9d93cc572e.jpg)
高架になっている国道246号・玉川通りの下を抜けると南側は高島屋なので、店内を
東に抜ける。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/84/2b4c5aa5ea240f1115073eb995792ec6.jpg)
東側の通りに出るドアノブは、タツノオトシゴだった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/bf/52615ef7df2ea9b0b7f6309e3914a276.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/d3/f105e87cbf90f9da385c662a7ad21d5c.jpg)
二子玉川駅前まで戻ったが、適当な食事処がない。そばの二子玉川ライズと呼ぶ複合ビ
ルのひとつタウンフロントへ。案内所で聞いて7階のレストラン街に上がり、ピッツェリ
ア ドオーロ ローマというイタリアンレストランに入り遅い昼食をする。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/61/cd5acb0b2b656e3567cb627b6b0fa8fb.jpg)
私の注文したのは、桜エビと菜の花のトマトソース(1,180円)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/86/54c666ac05fc64bf70720f7fa5c4b6ed.jpg)
連れ合いは、ずわい蟹とブロッコリー・マッシュルームのクリームソース(1,180円)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/46/8fd7a06b01fa991d57a93e3ab5bc1298.jpg)
店を出たらもう16時に近い。寄り道は止めて帰路も往路と同ルートの電車で戻った。
なお、静嘉堂文庫美術館のサイトはこちらから。
========================================
当記事は翌日から書き始めたのですが、パソコン用の椅子に長く座っていると腰痛にな
り、何日かに分けたためにアップするのが遅れました。
なお蛇足ながら、当ブログは前々回の投稿から「gooブログ」の有料版である「gooフォ
ト」に変更しました。
なぜ変えたかというと、gooブログで使える画像容量の3GBを越えてしまったからで
す。開設以来11年2か月余りにアップした画像枚数は38,655枚となり、次の画像
をアップしようとしたら、画像容量を超えたというメッセージが出て、アップできなくな
ったのです。
そのために画像容量が1TB(テラバイト)と飛躍的に増える有料に移行せざるを得な
くなり、すぐに契約手続きをしたのでした。
有料サイトの月額使用料は477円(税込み515円)となり、もう10年も続けられ
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