2008年5月11日(日)
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この日は3月下旬並みという季節外れの気温で涼しい。
集合は東武日光線の柳生駅。参加者は12人でいつもより
少ない。3組に分かれて10時12分にスタートした。
=谷中湖を横断して渡良瀬川の新赤麻橋へ=
駅の東に回り、以前の例会でも確かめた埼玉、群馬、栃木
の3県境を探す。近くで埼歩協の大ウオーキンググループと
行き交う。
地形図と現地を対比し、確かここだったろうと思われる田ん
ぼのあぜを、2組のメンバーが確認した。
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下宮橋を渡り、「谷中湖」と呼ぶハート形の渡良瀬第一貯水
池を、斜めに北東に向けて横断する道路に入る。雨がかなり
降ってきた。
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ちなみに、谷中湖の広さは約4.5ha、貯水容量2640立方
m(サンシャイン60の約35杯分)、外周約9.2㎞である。
道路の北側湖面で群馬県高校総体カヌー競技大会を開催
中。数校参加した二人乗りカヤックのレースが行われていた。
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そのゴール地点近くは、北へ抜ける道路の分岐点。野鳥の
観察フェンスがあり、鳥は見えなかったが、近くのツツジが見
頃だった。
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湖の東北端に抜け、東谷中橋を渡って渡良瀬遊水地に入
る。流れに沿って北に向かうと、一面あし原となり、そちこち
でオオヨシキリが賑やかにさえずる。
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T字路に出て右折し、渡良瀬川の新赤麻橋を渡る。両岸に
続く緑あふれる自然堤防が気持ちよい。
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正午近く、左岸堤防から橋の下に降りて、コンクリート護岸
に腰を下ろして昼食とする。
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遅れてきたKさんも途中で3組目に追いつき、一緒に到着し
た。この頃には、雨もほぼ上がった。
=渡良瀬遊水地を抜けて藤岡へ=
13時に出発、渡良瀬川の左岸堤防を北に進むと、少し先で
渡良瀬川に合流する巴波川(うずまがわ)沿いとなる。
相変わらずヨシキリが賑やかなアシ原や、堤防沿いに咲く
アザミ、ムラサキツメクサ、シオン、ギシギシなどを眺めながら
進む。時々キジの鳴き声も聞こえる。
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堤防を下って藤岡町東の下集落に向かうところで記念撮影
をした。
巴波川を渡った先の、巴波川の支流近くには、湿地の環境
改善を図る湿地再生試験地の池があり、岸辺にはマコモが、
水中にはヒシが植えられていた。
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やはり自然堤防の巴波川の支流には、漁に使ったらしい古
い木舟が幾つか放置されている。
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遊水地には珍しいカラマツの植林地近くで遊水地を離れ、
東の下集落に上がる。そばに、稲荷、雷電、厳島、柿本の4
社を祭る四社神社があり、なぜか5つの石鳥居が並んでいた。
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帰宅後考えたのだが、遊水地になる前に旧谷中村にあった
4社をここに集め、それぞれの鳥居を移設したのではなかろ
うか…。
東の向集落から悪戸集落に進み、八幡宮で小休止。本殿
左手に神楽殿があり、「伊勢雨宮太々神楽」と記された明治、
大正、昭和期の絵馬がたくさん奉納されていた。
西側、大の下集落にある赤麻寺に入る。永承5年(1050)
の奥州征伐の折、八幡太郎義家がこの景勝地に瑠璃殿を建
て、八幡大菩薩を迎えて戦勝祈願したのが始まりという。
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境内に樹木は少ないが、本堂背後に背の高い大ケヤキが
あり、遠くからもよい目印になっている。
寺から、東に戻るように堤防を進み、再び遊水地に下りる。
1本の大きなニセアカシヤがたくさんの花を付け、芳香を放
っていた。
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近くで、刈ったアシをワゴン車に積む男性がいた。歳は92
歳という。少し腰は曲がっているが顔つやはよく、とてもその
歳には見えず、皆で元気をもらう。
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再び自然堤防のままの渡良瀬川を渡り、渡良瀬遊水地の
西北端近くにある渡良瀬運動公園に入った。
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ここでミーティングをして、以降の例会などの周知連絡を
図る。
とんがり屋根の、運動公園の管理棟らしい建物の近くから、
藤岡の町並みに入った。
木曾義仲の子、義高の伝説を伝える「将軍地蔵」の小屋横
を抜け、県道6号に入る。途中の小スーパーに寄ったりして、
16時13分に東武日光線藤岡駅に着いた。
(天気 曇、参加 13人、距離 15㎞、地図 古河、下野藤
岡、歩行地 埼玉県北川辺町、栃木県藤岡町)
この日は3月下旬並みという季節外れの気温で涼しい。
集合は東武日光線の柳生駅。参加者は12人でいつもより
少ない。3組に分かれて10時12分にスタートした。
=谷中湖を横断して渡良瀬川の新赤麻橋へ=
駅の東に回り、以前の例会でも確かめた埼玉、群馬、栃木
の3県境を探す。近くで埼歩協の大ウオーキンググループと
行き交う。
地形図と現地を対比し、確かここだったろうと思われる田ん
ぼのあぜを、2組のメンバーが確認した。
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下宮橋を渡り、「谷中湖」と呼ぶハート形の渡良瀬第一貯水
池を、斜めに北東に向けて横断する道路に入る。雨がかなり
降ってきた。
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ちなみに、谷中湖の広さは約4.5ha、貯水容量2640立方
m(サンシャイン60の約35杯分)、外周約9.2㎞である。
道路の北側湖面で群馬県高校総体カヌー競技大会を開催
中。数校参加した二人乗りカヤックのレースが行われていた。
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そのゴール地点近くは、北へ抜ける道路の分岐点。野鳥の
観察フェンスがあり、鳥は見えなかったが、近くのツツジが見
頃だった。
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湖の東北端に抜け、東谷中橋を渡って渡良瀬遊水地に入
る。流れに沿って北に向かうと、一面あし原となり、そちこち
でオオヨシキリが賑やかにさえずる。
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T字路に出て右折し、渡良瀬川の新赤麻橋を渡る。両岸に
続く緑あふれる自然堤防が気持ちよい。
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正午近く、左岸堤防から橋の下に降りて、コンクリート護岸
に腰を下ろして昼食とする。
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遅れてきたKさんも途中で3組目に追いつき、一緒に到着し
た。この頃には、雨もほぼ上がった。
=渡良瀬遊水地を抜けて藤岡へ=
13時に出発、渡良瀬川の左岸堤防を北に進むと、少し先で
渡良瀬川に合流する巴波川(うずまがわ)沿いとなる。
相変わらずヨシキリが賑やかなアシ原や、堤防沿いに咲く
アザミ、ムラサキツメクサ、シオン、ギシギシなどを眺めながら
進む。時々キジの鳴き声も聞こえる。
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堤防を下って藤岡町東の下集落に向かうところで記念撮影
をした。
巴波川を渡った先の、巴波川の支流近くには、湿地の環境
改善を図る湿地再生試験地の池があり、岸辺にはマコモが、
水中にはヒシが植えられていた。
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やはり自然堤防の巴波川の支流には、漁に使ったらしい古
い木舟が幾つか放置されている。
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遊水地には珍しいカラマツの植林地近くで遊水地を離れ、
東の下集落に上がる。そばに、稲荷、雷電、厳島、柿本の4
社を祭る四社神社があり、なぜか5つの石鳥居が並んでいた。
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帰宅後考えたのだが、遊水地になる前に旧谷中村にあった
4社をここに集め、それぞれの鳥居を移設したのではなかろ
うか…。
東の向集落から悪戸集落に進み、八幡宮で小休止。本殿
左手に神楽殿があり、「伊勢雨宮太々神楽」と記された明治、
大正、昭和期の絵馬がたくさん奉納されていた。
西側、大の下集落にある赤麻寺に入る。永承5年(1050)
の奥州征伐の折、八幡太郎義家がこの景勝地に瑠璃殿を建
て、八幡大菩薩を迎えて戦勝祈願したのが始まりという。
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境内に樹木は少ないが、本堂背後に背の高い大ケヤキが
あり、遠くからもよい目印になっている。
寺から、東に戻るように堤防を進み、再び遊水地に下りる。
1本の大きなニセアカシヤがたくさんの花を付け、芳香を放
っていた。
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近くで、刈ったアシをワゴン車に積む男性がいた。歳は92
歳という。少し腰は曲がっているが顔つやはよく、とてもその
歳には見えず、皆で元気をもらう。
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再び自然堤防のままの渡良瀬川を渡り、渡良瀬遊水地の
西北端近くにある渡良瀬運動公園に入った。
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ここでミーティングをして、以降の例会などの周知連絡を
図る。
とんがり屋根の、運動公園の管理棟らしい建物の近くから、
藤岡の町並みに入った。
木曾義仲の子、義高の伝説を伝える「将軍地蔵」の小屋横
を抜け、県道6号に入る。途中の小スーパーに寄ったりして、
16時13分に東武日光線藤岡駅に着いた。
(天気 曇、参加 13人、距離 15㎞、地図 古河、下野藤
岡、歩行地 埼玉県北川辺町、栃木県藤岡町)