1982年春に上映された作品。
内容はテレビ版の後半を再編集した劇場版シリーズ3部作の最終作です。
これで3編を一通り観終わったのですが、残念ながら、 作品のテーマはしっかりとは捉えられませんでした。
シリーズ中盤以降には “ニュータイプ” というコンセプトが出てくるのですが、 これも位置づけが中途半端です。そうなってしまうと、 単なる戦闘ものに落ち着いてしまうんですね。 それは決して作者の意図ではないはずですが・・・。
さて、映像作品としての本シリーズはどうでしょう。 キャラクタのデザインは秀逸だと思いますが、 それに比べて背景や効果の絵はとてもプアです。 あとは音楽も今ひとつ。
もちろん、だからといって、あの時代の “代表作”であるとの評価が揺らぐものではありません。
声優さんたちの顔ぶれをみても “綺羅星のようなレジェンド” のみなさんです。これは間違いなく素晴らしいですね。